カブラの冬 [軍事]
カブラの冬―第一次世界大戦期ドイツの飢饉と民衆 (レクチャー第一次世界大戦を考える)
- 作者: 藤原 辰史
- 出版社/メーカー: 人文書院
- 発売日: 2011/01
- メディア: 単行本
バルジの戦い時のドイツ空軍の死闘 [軍事]
「どこかの国」の謎の攻撃 [軍事]
今月はガザ地区におけるモサドとハマスの武器密輸攻防戦についての記事が面白かったです。
イランからガザ地区への武器密輸ルートの途中にあるスーダンでは真夜中に、「どこかの国」の軍用機により何回もトラックコンボイが爆撃されたり、海中から何者かが浮かび上がってきて何隻も漁船を沈めたり、謎の艦船のミサイル攻撃でイランの船が撃沈されたり、大変不思議なことが起こっているようです。
まるでホラーですね(棒読み)
あと未だにガザ地区は完全封鎖されていて、エジプトとの国境に掘られた秘密地下トンネルで物資が運ばれているのですが、地下トンネルでの密輸に業を煮やしたエジプト側は国境に
・地中深さ25メートル、幅50センチ、厚さ5センチの鉄製の壁(超硬鋼製で砲弾も弾く)
を国境10キロに渡って埋め込みました。
これだけ頑丈な鉄壁を地中深く埋め込んでトンネルを掘るのを元から防ごうとしたのですが、パレスチナ側では溶接ランプで力技で壁を溶かして穴を空けています。
ただ、これだけ苦労して封鎖を突破しているだけあって、ガザ地区内部の物価は非常に高く、ガザの外では300ドルのライフルをガザに持ち込めば2000ドルになるなんて、中の生活はどれだけ大変なのやら。
今月の軍事研究はこの記事に限らず、他の記事も色々と面白いです。
F-15グローバル・ストライクイーグル [軍事]
防衛技術ジャーナルの2010年12月号で知ったネタですが、F-15Eストライクイーグルを改造したF-15GSE LVに驚愕しました。
このF-15GSE LVについては、グダグダ解説するより、構想(PDF)の4ページと5ページにあるイメージ図を見てもらった方が一発で判るでしょう。
これが、F-15GSE(Global Strike Eagle)-LV(Launch Vehicle)の勇姿です!!
一度見たら忘れないインパクトがありますね。
まさに見てのとおり、F-15Eストライクイーグルから弾道ミサイルを発射して地球規模の柔軟な攻撃を持たせる構想で、だからこそも名前も「グローバル・ストライクイーグル(GSE)」となってます。
打ち上げ時にはF-15の高速性を生かして、高度14,000メートル、速度マッハ1.35、上昇角度約40度で背中の大型ミサイルを切り離して、地球規模の攻撃範囲を持たせる構想です。
ミサイルは既に実用化されたペガサスロケットとミニットマンICBMのロケットモーターを組合わせて製作されているので問題は無さそうですが、問題は機体側の方でミサイル輸送時にはパイロットが乗って輸送しますが、ミサイル発射時には無人機状態で飛ばして発射するという訳の分からないシステムです。
これなら普通に長射程ミサイル撃った方が絶対に良さそうなんで、プロジェクト潰れたんでしょうね。
ミサイル発射時の機体離脱にも相当の問題もあったようですし。
ただ見た目のインパクトは衝撃的なプロジェクトなことは間違いありません。
海軍メイドさん事件 ソ連版 [軍事]
「日本海軍士官がドイツに駐在していた時に、ドイツのメイドさんによるハニートラップを受けたからだ!!」
という「海軍メイドさん事件」と言われる説があります。
真偽は怪しいらしいですが、そのネタのインパクトからミリタリー趣味を持つ人の間ではかなり有名です。
で、最近別の切り口からの海軍メイドさん事件を知りました。
米内光政は親米ではなく親ソ派だったから日独伊三国同盟に反対した
題名からしてトンデモ臭さ爆発ですが、内容も非常に怪しげで文章も読みにくいトンデモ本の典型的な雰囲気で、読んでいて頭が痛くなってきる文章です。
ただ、主張したいことは、
「日本海軍がソ連に攻め込む北進ではなく、南進を選んだのは米内光政がソ連駐在時にハニートラップに引っかかったからだ!!」
という内容で、つまり米内がソ連のメイドさんに引っかかったから独ソ戦の時に日本は南進しなかったというのです。
確かに米内は親ソ派でしたが、何と斬新な説でしょうw。
日本海軍はドイツ系メイドだけではなくロシア系メイドにも萌えていたので歴史が変わってしまったとは!!!
まあ元ネタサイトからも判るとおり極めて怪しい説ではありますが、ネタとしては面白いかと。
軍楽隊&事務員 VS 特殊部隊 [軍事]
127 :名無し三等兵:2010/10/23(土) 02:15:08 ID:???
>>109
そりゃそうでしょうよ。
ところが、一昨年、青の選抜チームが敵司令部を攻撃してメタメタにするはずが、音楽隊の1尉が指揮し中即の陸曹数人がついた音楽隊と業務隊からなる警備隊に全滅してしまった。
130 :(^(エ)^):2010/10/23(土) 04:33:06 ID:NhqaAiwW
>>127-129
コックじゃないけど、関西弁の陸曹が実質的に指揮をとっていた。
金管担当の、お嬢様陸曹に武装解除されているレンジャーの写メが全国配信されたし、糞味噌に毒づいた連中はテルテル坊主にされた。モザイクが掛かっていたのは言うまでもないww
この話の真偽は判りませんが、面白い話です。
乱暴に要約すると、
「特殊部隊が司令部を襲撃したら、軍楽隊所属で音楽専門の大尉が率いる数人の古参下士官を除き戦闘経験皆無の軍楽隊&後方事務のおねーさん方に返り討ちにあい殲滅された」
という事態ですから。
しかし、小説とかの創作物だったりしたら、この時指揮を取っていた軍楽隊の一尉が、戦術的才能を認められて、更にどんどん実績を上げて出世していったりするんでしょうねw