なのはA'sの映画見た [映画]
満足だったけど、上映後に一緒に見てた若い女性の集団が
「フェイトちゃん、ちょー可愛かった」
と叫んでて、変なところに裏読みつつツッコミを入れながら見てた私が、なんだか大切なものを失っている気がして悲しくなって来ました。
しかし、シャマル先生の出番増えてて優遇されてるはずなのに見せ場が減っているので、脇役としてインパクトが薄れているのはどうしたことでしょう。
まあ面白かったですが、TV版全13話も完成されたスタイルだったんだな、と実感できたり。
初めて見る人を置き去りにしている度合いでは、最初の映画以上。
とは言っても、なのはA'sから、なのはアニメにハマった身としてももう一度見たいとは思う映画でした。
ネギま!とハヤテのごとく!の映画を二回見た [映画]
言葉を尽くすだけ、無駄と思える出来です。
「127時間」見てきた [映画]
映画「レバノン」 [映画]
「アバター」に関する軍事的妄想(ネタバレ) [映画]
普通に面白かったです。
3D映像も良くて、ああいう映像でFFとかやってみたいと思ったり。
さてアバターのストーリーは、地球人の主人公が惑星パンドラの先住民ナヴィと任務で触れ合うようになってそのうちに彼らと共感するようになって、最後にはナヴィ達を率いて地球人と戦うというものです。
で、最後の決戦あたりで浮かんできた軍事的妄想を少し。
(ネタバレ注意!!)
・主人公ジェイクが地球人と戦う宣言をした後で、戦士たちと一緒に各部族を回って地球人たちと戦うための連合軍を組織しますが、これって訪問された部族にとっては「連合軍に加わらなければ、どうなるか判っているんだろうな?」という脅しという意味もあるような。
映画では全ての部族が喜んで対地球連合軍に加わって、かつジェイクの指揮権を認めたという感じで描かれてましたけど、実際にはグダグダ何か文句付けてきたどっかの部族を「地球人に魂を売った裏切り者」とレッテルを貼って見せしめに滅ぼしてそう。
・主人公ジェイクの一番の功績は、宗教的権威も借りたとはいえ惑星パンドラのナヴィ各部族を連合軍として組織したことでしょう。
「民主主義」などのイデオロギーや「一神教」等の強力な宗教権威が存在しない未開世界では、これを行うのが非常に大変というか、まず不可能です。
北アメリカ大陸のインディアンが連合できずに各個撃破されたりするのが良い例かと。
・偵察衛星でナヴィが集結していることを把握した地球軍はナヴィが集結を終える前に、先制攻撃をかけてナヴィの聖地を破壊する作戦に出ます。
しかし、それをわざわざ低空からの爆撃及び地上部隊による直接侵攻に行ったのは失策だったような。結局、返り討ちに遭ってしまいましたし。
せっかく衛星軌道を握っているのですから隕石とかで小規模な軌道爆撃を行えば、弓矢しか持たないナヴィは手も足も出なかったと思うのですが。
・ナヴィの武装は弓矢程度で、普通ならとても近代兵器ばかりの地球軍には適いません。
ただジェイクの一派が地球軍の兵器の弱点を教えたり(弓矢がきちんと弱点狙ったり、きちんと飛行機内に飛び乗って白兵戦やってたりしたので)、ナヴィたちの一部に携帯無線機を配布して指揮系統を確立することによって、損害は圧倒的に多いながらも何とか地球軍に対抗してました。
あと映画を観る限り、携帯無線機が配布されて指揮官役をやらされているのは、ジェイクが個人的に信頼できるナヴィばかりで指揮系統は完全に握っています。
地球軍の電波が通じない場所でもナヴィの携帯無線機が通じるのは、色々と調整したのだろうと脳内補完w
・最終決戦で侵攻してきた地球軍は地上侵攻部隊と低空を侵攻する爆撃部隊です。
ナヴィ側は電波等のセンサーが効かない場所でアンブッシュをかけて、近距離白兵戦を挑みます。
ただジェイク側の立場からは、本当に撃破しなければならないのは爆撃を行う航空部隊だとスパイ情報で判ってました。
真の主力は爆撃機部隊に対抗するためのジェイク自身も参加している空中竜部隊で、地球軍地上部隊へ対抗する騎兵部隊は実質的に地上部隊さえ拘束できれば全滅しても構わない存在だったかと。
ナヴィ空中竜部隊が地球軍爆撃部隊と互角に渡り合って最後には撃退したのに対し、ナヴィ騎兵部隊は地球軍の火力に撃たれまくってさっさと壊滅してしまったのは当然かと。
・ナヴィ騎兵部隊をその火力で圧倒した地球軍地上部隊は、潰走する敵を追撃中にパンドラ生息の巨大生物たちの集団突撃を至近距離から食らって壊滅しました。
これは追撃態勢に入って隊形がバラバラになっていたこそ壊滅したわけで、隊形をきちんと組んでいる状態ならば火力で撃退できたでしょう。
それを考えると「エイワ」は絶妙のタイミングで介入したと言えます。
・結局、映画では地球人たちを惑星パンドラから追放してメデタシメデタシになるわけですが、どう考えてもこれからが大変。
地球がこのまま単純に諦めるとは思えず、パンドラに対して平和攻勢で来ても軍事侵攻で来ても色々と面倒なことになります。
あとジェイクとネイティリの子孫が「エイワの恩恵を受けし者」として、ナヴィに君臨しそう
褒めているように見えない映画評 [映画]
映画批評サイトとして非常に有名な前田有一の超映画批評。
宇宙戦艦ヤマト 復活篇には今週のオススメマークが付いてます。
さぞや高評価をしているのだろうと思ってたら、点数は65点でそれほどお奨めしていないような。
文章だって凄く皮肉いっぱいだし。
ただ残念なことに、アニメーションとしての質は決して高いとはいいがたい。パチンコのプロモーション映像のほうがレベルが高い
とか、声優やキャラデの変更に違和感があるとか、主題歌がささきいさおじゃないからダメとかいろいろ言われているが、ある意味、真実を言い当てている部分
もある。
ただし、作り手の意地が見えるという意味で、私は本作に好感を抱いている。
たとえば先ほどの発進シーンなど重要な見せ場では、乏しい国力を集中した大和造船プロジェクトよろしく作業時間などを増やしたか、急に作画のク
オリティがあがる。いまどきのアニメでそういう事をやると笑いものになりかねないが、そんなことはおかまいなしである。全シーンを完璧にできないことは自
覚した上で、大事な所は手を抜きたくなかった。そんなスタッフの心が伝わってくる。
とか全く褒めてないよ!!
何というか書く方も大変だなあ、と感じてしまったり。
エヴァ破見ましたけど語るつもりは無いです [映画]
日曜ですが、エヴァ破見てきました。
見た場所は新宿バルト9で大混雑状態。
見に行こうとして調べてみたら、上映館が異常に少ないことをはじめて知りました。
これで興行成績1位なんて、どれだけ客が集中しているんですか。
映画そのものが評判になるだけのことはあって、非常に面白かったですね。
ここまで騒がれる理由も判りました。
しかし見たのでネタばれ解禁で色々とネットを見てみたのですが、色々と考察しているところが多いですね。
例えば、ヱヴァンゲリヲン新劇場版検証スレまとめwikiとか色々と。
まるでTV版が放映されていた頃のネットの盛り上がりを思い起こさせて、エヴァが流行った大きな理由は、「誰もが語りたくなる」という事だということが良くわかります。
ただ、自分は今回はエヴァについてはそういう語りをするつもりはありませんけど。
前の映画版の時に「どれだけ語っても無意味」だというのは実感しましたし、今回の映画版がいかに綺麗に終わったとしても、語りとかを無意味にしてくるような決めつけ的な終わり方になりそうな気もしますから。
アラトリステ [映画]
時は17世紀前半。
オランダ独立戦争の激しい時にはフランドルでスペイン軍スペイン歩兵連隊(テルシオ)の古参兵として、戦争が小康状態の時にはスペイン本国で剣客をする架空人物ディエゴ・アラトリステを主人公とした来いと友情と戦いの物語です。
かなり面白かったかと。
ちょっと情報量を詰め込みすぎているところもあるので、展開の早さに「あれ?」と思うときもありましたが、まあ大した問題ではなく勢いに乗って見られます。
この映画はビジュアル的にも情報量多いですね。
いきなり最初がフランドル戦線での夜襲作戦だったりしますし。
テルシオ歩兵がパイクを構えて槍衾張ったり、ピストル騎兵の集団突撃シーンとか初めて見ました。
私としては中盤の塹壕戦での地下坑道を掘りあっての戦闘が印象深かったです。
大規模戦闘のみならず個人戦なレイピアちゃんばらもなかなか良かったかと。
軍事的なビジュアルに限らず、16世紀ヨーロッパの装束とかにも手間かけてたりします。
ちょっと当時の歴史知識が無ければ「ん?」と思うときもあるので、そこらへんが解説されているパンフレットの購入は必須かも。
個人的には30年戦争の頃の歴史に興味があるならば絶対に見るべき映画だと思います。
見て良かったです。
ダークナイト見ました [映画]
日本では放映を取りやめる映画館が続出している状況なのに、映画館そのものは満席でした。
ネットとかでの口コミでまだ評判になっているんでしょうね。
出来は確かに評判になるだけのことはあります。
個人的には題名の意味が判ったところで一番痺れました。
あと、これまでバットマンシリーズを全く見てなかった私でも問題ありませんでしたし。
しかし、よく言われることですがこんな映画がアメリカで作られること自体、かなり意外。