昨日買った食べ物本を幾つか [購入本]
海軍さんの料理帖 明治~昭和まで歴史で辿る日本海軍レシピ46品
- 作者: 有馬桓次郎
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2017/08/25
- メディア: 単行本
料理についての文章や写真の量は同人誌で2ページだったのが1ページになってたりで少ないですが、本としてのまとまりは後から出たこちらの方が上です。
同人誌の「提督の食卓」も艦これやミリタリーが判らない人でも楽しめる書籍でしたが、商業本版は更にそれが優れてます。そこら辺が判らないウチの嫁さんに見せても大丈夫でしたし。
めしあげ!! ~明治陸軍糧食物語~(1) (角川コミックス・エース)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2017/08/26
- メディア: Kindle版
食事だけにとどまらず、あまり描かれない日露戦争の頃の陸軍兵士の日常生活とかを描いてる作品です。戦場での現地人とかからの食糧調達とか。
でも色んな歴史上の人物とかか出てきたリの伏線からして、話は日露戦争後にも色々と膨らみそうですので、人気が出て話が続くことを希望します。普通に面白いですし。
今度行けたら行ってみようかと。
旅客機事故大全 (調査報告書は語る) [購入本]
あと「メーデー!」とかこの本見てると、陰謀論者が良いがちな「航空機事故での陰謀論」なんて、どうやっても不可能なのが実感できます。こんな細かいところまで記録されて、かつ公開されているんですから。
今日の購入本(2016.10.15) [購入本]
航空宇宙軍史・完全版 二: 火星鉄道一九/巡洋艦サラマンダー (ハヤカワ文庫 JA) ( )
- 作者: 谷 甲州
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/10/06
- メディア: 文庫
完全版の2冊目が出ました。
まとまったのを読み直すと、色々と感慨深くて、またもや新・航空宇宙軍史のコロンビア・ゼロを読み返してしまったり。実質的に後日談の話もありますし。
解説はほとんどなく、行幸のスケジュールや何をしたか、御付きは誰だったかなどを表にしてまとめてるだけの本ですが、天皇の行幸とはどんなものだったかの説明にもなってる稀有な本です。
外惑星同盟軍の進歩に感慨深いです [購入本]
航空宇宙軍史・完全版一 カリスト-開戦前夜-/タナトス戦闘団 (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 谷 甲州
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/08/05
- メディア: 文庫
こないだ出た、航空宇宙軍史の時間軸的に最初で、第一次外惑星動乱勃発時の2作収録した完全版1を読んで、思わず第二次外惑星動乱の始まりを描いたコロンビア・ゼロを読み返してしまいました。
何というか、第一次外惑星動乱では戦力からしてボロボロだった外惑星連合軍が、数十年後の第二次外惑星動乱開始では、ここまで進歩したか、というのが感慨深いです。
もっとも第二次外惑星動乱時の外惑星連合軍も、生命的な倫理を捨て去った非常に歪な存在で、敵の航空宇宙軍に比べれば圧倒的に戦力も少ないですが、それでも第一次の頃と比べれば大変に進歩してます。
完全版2は10月発売予定とのことなので、それも楽しみです。
今日の購入本(2015.11.2) [購入本]
仕事の異動の関係で車で片道2時間以上の通勤になってしまい、沿道に紙の本屋も無いので、新しい紙の本を買えてません。
電車通勤の場合は、数が減ったとはいえ、大抵沿線の駅の近くには本屋ありますが、沿線沿いの本屋はショッピングセンター併設のを除けば激減してるのを実感したり。
以前は本屋を覗いて、新刊や面白そうな本あるかないかを確認してたのが、最近はKindleを偶に確認する日々。
それでもKindle無かったら、読書量激減してたでしょうから、文明の進歩は素晴らしいです。
このシリーズは書籍版から1か月遅れてKindle化。
領土開発とブロワ侯爵家との紛争の始まりあたりです。
ブロワ侯爵家との紛争開始のところはWeb版とはちょっと弄ってますね。
しかし、このシリーズは新刊出ると、ついついWeb版の方も再読してしまって時間が潰れます。
それだけ面白いという事ではありますが。
艦隊これくしょん -艦これ- 4コマコミック 吹雪、がんばります!(6) (ファミ通クリアコミックス)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2015/10/15
- メディア: Kindle版
この巻はWeb版でも気に入ってた天城と葛城の話が収録されているのが素晴らしいです。
しかし、よく言われることですが、この作者は大きな瞳の表現メインで、多数の艦娘をきちんと描き分けてるのは凄いです。
こういう絵柄では、似てる艦娘とか出てきてもおかしくないのに、そんな事全然ないですし。
子供を持つと「あるある」という事例が一杯で、面白かったり、身につまされます
堀江正夫99歳 [購入本]
最新号は本屋でも売り切れが多くて入手に困ったような気が。
今回も色々と興味深い記事が多かったですが、やはり堀江正夫のインタビュー後編が圧巻。
この人1915年生まれで、大戦中は地獄の東部ニューギニア戦線で第18軍参謀、戦後は陸上自衛隊で陸相、定年後は参議院議員を二期務めるなど赫々たる経歴で、現在まだ99歳で生存中。
恐らく「第二次大戦で軍の最高指揮に関わった人物」としては最後の生き残りです。
今生きている事自体がおかしいレベルかと。
もっとも、記事の内容は
「戦争中に飢えのあまり日本軍が連合軍兵士の死体を食べて、戦後に連合軍側から死体損壊の戦犯裁判で捜査されたときに苦労して容疑者を少なくした」
などろくでもない赤裸々な話が多いですが。
あと「再現!軍隊グルメ 戦士の食卓」はイギリス海軍のラム・ベース・カクテルで自分も試してみようかと思ったり。
天候の悪い中でも帆船でも簡単に作れるように、複雑な作り方するのないですし
今日の購入本(2014,3,21) [購入本]
描かれている体験記が、2-4クリア前の空母や重巡が貴重だった初めの頃なので、もう初々しくて、初々しくて。
艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: さいとー 栄
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2014/03/22
- メディア: コミック
艦隊これくしょん ―艦これ― 艦これRPG 着任ノ書 (ゲーム関係単行本)
- 作者: 河嶋陶一朗
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/富士見書房
- 発売日: 2014/03/18
- メディア: 単行本
ようやくルカの話が終わって、話が本筋に戻ったような。
しかし、第1話に出てきたサンタの風貌って、一応は伏線だったんですね。
ファンタジー世界のグルメ系水戸黄門みたいな話。
いくつかのところで話題になってたので購入しました。
結構面白くはありますが、流し読みはしにくい文体だな、と思いました。
中世欧州のコスプレカラー写真集 [購入本]
マール社の中世兵士の服装は、最新の歴史考証を取り入れた、中世ヨーロッパのコスプレカラー写真集です。
「兵士」と題名に入ってはいますが、「当時の下級兵士と下層民間人の服装は余り変わらない」という点から、中世ヨーロッパ(11世紀から16世紀頃)の一般的な服装再現コスプレ本にもなってます。
「軍隊に付き従う女性」という観点から、当時の下層階級女性のコスプレもとい服装の再現にも気合が入ってますね。
幾つか思った事を箇条書きで。
・制服としての軍服が生まれたのは近世とされていますが、中世の頃から領主や王家の家臣たちが着る、仕える家の紋章付きでお仕着せの「制服的な代物」が登場してきてます。
日本の同様ので例えると江戸時代に「大名家の紋章付きのお揃いの羽織を来ている藩士」のような感じです。
・服全体を左右に色分けして、片側が緑、片側が白の用に色分けされた「制服的な服」が結構多いです。
・ターバンとかで髪を隠している事が多く、中東系統の服装に似ているところも。
・昔の日本の服飾もそうでしたが、原色をバリバリに使って居て派手です。
とにかく、これだけの歴史系カラーコスプレ写真集が税抜1,680円で買えるのですから、安いものかと思ってます。
歴史解説も充実してますし。
ガン&ガールイラストレイテッド米軍現用銃火器編 [購入本]
ガン&ガール イラストレイテッド 米軍現用銃火器編 (イカロス・ムック MC☆あくしずMOOK)
- 作者: ふゆの春秋
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2012/05/30
- メディア: ムック
現在のアメリカ軍歩兵部隊が使っている銃器を萌えキャラのイラストで解説している本ですね。
大抵のイカロスの萌え本と同じくイラストも判ってる人揃えてますし、解説も高レベルです。
この本はアメリカ軍の現在使われている銃器のみならず現在のアメリカ軍歩兵戦術とかもきちんと解説してて、現時点でこんな内容を日本語で判りやすく書いている本は無いでしょう。
銃の解説も開発史や何故このような銃が開発されたのか?の経緯も書かれていて多角的に理解できます。
今のアメリカ軍歩兵部隊について知りたいなら絶対に読むべき本です。
しかしイカロスの萌え系軍事本って、いつもの事ながらレベルが高くて、サンケイ赤本のように将来絶版になっても、それなりの高い評価が出て下手したらプレミア付くのでは?と思ってます。
この本も将来そうなる可能性大です。
あと日本語唯一のイタリア軍解説本のこちらも当然ゲット。
今日の購入本(2011.9.21) [購入本]
台風で新宿駅に足止め食らった時に買って読んだ本。
このシリーズも6冊目ですが、相変わらず地味ですが面白いです。
アンソロジー系なので、いくらでも続けられるのに、これで終わりなのは残念。
今や普遍的な概念となった「クソゲー」について語った本の久しぶりの新刊。
文章力も上手いしゲームに対する愛も溢れていて文句のつけようが無い本だけど、もはや「クソゲー」という概念が普及しきった今としては、ちょっと煮え切れないというか、この本を時代が追い越してしまった感じがします。