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クライスラーとロシアGAZが組む可能性もあったとは [ニュース]

 さっき遅ればせながら知ったのですけど、4月30日にクライスラーって破産法適用して正式に破綻してたのですね。
 いつかは破綻するだろうと前々から言われてたのに、最近のニュースはどこもかしこもインフルエンザばかりで、全然目立ちませんでしたが。
 本来ならトップニュースで扱われて色々と言われるニュースなので、ある意味いいタイミングだったかと。

 しかし、クライスラー破綻:/上(その1) 提携交渉、次々不調にで知ったのですが、クライスラーは提携先を探しまくってて、

「クライスラーが裁判所に提出した資料には、07年から、危機で経営が傾いた08年11月ごろまで、ゼネラル・モーターズ(GM)との合併交渉のほか日産自動車や韓国の現代自動車、ロシアの自動車メーカー「GAZグループ」まで、手当たり次第に提携相手を求めて交渉をした足跡が記されている。」

と言う状況だったのですか。
 もしロシアGAZ(ゴーリキー自動車工場)と組んでいれば歴史の皮肉です。
 昔の冷戦対立もありますが、GAZって1920年代にアメリカのフォードとの技術協力で生まれた自動車企業ですので。 


豚は皆殺し [ニュース]

 ずいぶんと放置モードで申し訳ありません。
 空いている日に関しては連休中に書く予定です。

 さて少し前のニュースですが、インフルエンザを受けてエジプトでは豚皆殺し命令が発せられたようで。

・エジプトが国内すべての豚処分へ、FAOは再考促す
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37788620090430

 国民の大部分がイスラム教信者で豚に対する忌避感と無知があるからこそ、こんな命令が出てしまうわけですが、こういうのって他にも世界中で続出してそうな感じがします。


相撲八百長陰謀論者 [ニュース]

ちょっと前のニュースですが、語りたいことがあったので。

八百長訴訟、講談社に4300万円賠償命令 朝青龍ら勝訴

 相撲の八百長報道についての記事ですが、記事の最後にある

 記事を執筆したライター、武田頼政氏の話「(賠償額は)大きな金額で、当然、控訴する。八百長がないと言うには無理がある。ペンはゆるめられない」

を見て「ダメだ、コイツ。何とかしないと」と思ってしまいました。
 こんなこと言っているってことは、自分は思い込みで記事書いてます、と宣言しているのと同じじゃないですか。
 いわゆる「狂信的な陰謀論者」がいつも言っているのと同じような台詞。

 恐らく裁判でもこんな調子で弁論してたんでしょうから、裁判官が「取材は極めてずさんだ」とコメントを出したのも当然です。


 しかし、この記事を読んで「もし相撲に八百長があったとしても、武田頼政が言っているような形式ではない」と個人的に確信しました。
 陰謀論者の思い込みによる「陰謀」がまずあり得ない代物であるのと同じ感じです。

ヤバい経済学 [増補改訂版]

ヤバい経済学 [増補改訂版]

  • 作者: スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2007/04/27
  • メディア: 単行本

では、過去の大相撲の星取表を統計的に調査したら、7勝7敗で千秋楽を迎えた力士の千秋楽での相手が既に勝ち越した力士な場合、勝利して8勝7敗でその場所を勝ち越せる確立が不自然に高く、更に後日、その千秋楽で勝った相手と戦うと敗北している確立も不自然に高いことから、

「何らかの八百長が存在するのは確実」

と書いてて、こういう分析による説明なら納得できるんですけどねえ。

 ただ、こういう形なら「星の譲り合い」として、日本では美談になりかねないです。
 作中で著者が日本人にこの説を披露しても反応が鈍かったことを訝しんでましたが、それは
「それぐらいは良いのでは? ルールを重んじる立場上それは言えないけど」
と話を聞いた日本人の誰もが思ってたからでしょうし。


田中 文雄(草薙圭一郎)氏死去 [ニュース]

人気作家の田中文雄氏死去…架空戦記ものも執筆 

 作家の田中文雄(草薙圭一郎)が亡くなられたそうです。

 まだ67歳ですか。 
 まともな方の作品のみならず、草薙圭一郎のペンネームでトンデモ系架空戦記も書いていて楽しませて貰いました。
 ご冥福をお祈り申し上げます。


次のWBCは絶対に我々が勝ちます [ニュース]

 色々とお騒がせなベネズエラのチャベス大統領が訪日してたので、絶対にウォッチャー的に面白いことを喋ってくれると思ったら、期待通りでした。

麻生首相、ベネズエラのチャベス大統領と会談 WBCが話題に
「6日の首脳会談で、チャベス大統領は「これが麻生の野球チームかい?」、「次のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は、絶対にわれわれが勝ちますので、今回は日本を祝福します」とジョークを連発し、麻生首相も押され気味だった。」
「チャベス大統領は「次のWBCでは、ベネズエラが日本に勝ってやるぞ」と、笑いを振りまいた。」


 すいません、それジョークじゃなくて絶対に本気。

「イランを訪問後、アメリカの同盟国である日本に来た理由だが、6日、チャベス大統領は「ベネズエラは、日本の同盟国になりたいと思っています」と述べた。」

という台詞にも「流石チャベス!! やってくれるぜ!!」と感動しました。

麻生さん、あのチャベス大統領と会談…WBC話題に花
「大統領は、盟友関係にあるキューバのカストロ前国家評議会議長をハバナに訪ねた際、カストロ氏が日本チームの選手一人一人のビデオを入手して分析していたとの「秘話」を披露。「カストロは『だめだ、日本はパーフェクトなチームだから勝てない』と言っていた」と首相に伝えると、首相は「えへへ」と相好を崩した。」

 
 チャベスさん、カストロの野球馬鹿っぷりを暴露しちゃってます。

野球で日本に勝つには?=チャベス大統領
「強硬な反米左派のチャベス氏だが、「日本と強力な同盟国になりたい」とも訴えた。この間、首相は笑いながら「聞き役」に徹していた。」


 麻生首相が「聞き役」に徹していたということは、いつもどおりチャベスさんが一方的にうるさく喋りまくってた訳ですね。


 色々とチャベスねたを楽しんでいる身としては、色々と実りの多い訪日だったかと。
 私個人は絶対にベネズエラに住みたくないですけど。

アジア系ローマ軍団兵士 [ニュース]

中国内陸部に「ローマ人村」 2000年前の遠征軍の子孫 観光で村おこし

 本人たちは大真面目なのに悪いんですが、写真が「ローマ兵のコスプレした中国人」にしか見えません。
 実際のローマ帝国軍もかなり民族色豊かだったので、ある意味リアルではありますが。
 フン族とかのアジア系兵士とかもいましたし。

 イギリスのアーサー王伝説は、アジア系遊牧民のスキタイ人の流れを引き継ぐローマ帝国外人部隊がイギリスに居たことが始まり、とかいう説もありますから、あのアーサー王伝説の登場人物がアジア系だった、という設定だってありな訳で、これぐらいは可愛いものでしょう。
 しかし、パルティアの捕虜になったローマ軍団兵士達が更に東方の中国国境に流されて、更に中国軍と戦って捕虜になったらしいという話は前からもありましたが、最近の考古学調査でマジっぽかったことが判ったのですね。

野球の国の革命家 [ニュース]

カストロ元議長「あそこでバントとかどう見ても失敗。原は何考えてる。中島は疑いようのないイイ選手」

 ちょっと情報遅いですが、日本野球について熱く語るカストロ元議長。
 どうしてカストロって、何を喋っても格好良いんでしょうね。

 しかし、

508 名前: すずめちゃん(catv?)[sage] 投稿日:2009/03/11(水) 18:56:32.16 ID:0epu5Lj5
アマチュア時代にメジャー選抜を0封して
独裁者になったら国民全員の体育の授業で
野球を必修科目にした筋金入りの野球オタ
だもんな。


というのを知ると、カストロが将来革命家になるかプロ野球選手になるのか悩んだのって、

・自分1人で野球を極めるのか、(革命を起こして)キューバを野球の国にするか

のどちらかを悩んでいたようにしか思えなくなってきます。
 今や完全に「野球の国」ですし>キューバ

遺跡からの出土物 [ニュース]

【速報】85年阪神優勝の時に道頓堀に投げ込まれた「カーネルおじさん」発見

 発見された実物の画像が「古代遺跡から発掘された出土物」にしか見えないんですけど。
 何にせよめでたい(?)


ダイヤモンドの拳 [ニュース]

ジンバブエ大統領夫人、英国人カメラマンの顔面にパンチ

 香港で贅沢な買い物をしていたジンバブエ大統領夫人がパパラッチをボディガードに押さえつけさせて、自分の拳で殴りまくったという記事ですね。
 ジンバブエは凄く大変なことになってますから、世界中の誰もが彼女に同情しないでしょうが。
 
 医師の診断によると、ジョーンズ氏は頭と顔に、あざ、切り傷、擦り傷が多数認められた。「ファーストレディーがはめていた複数のダイヤモンドの指輪のせいだろう」とジョーンズ氏。

と言う文章から、ダイヤモンドを凶器として使用してたのですか。
 ゴージャスな必殺技です。

 しかし、この文章読んでジョジョのクレイジー・ダイヤモンドを使って記者を殴り続けるジンバブエ大統領夫人を連想してしまいました。
 直す機能はこれっぽちもなさそうですがw

チェイニーの個人資産運用 [ニュース]

 隆山チャット過去ログで話題になってて思い出したのですが、アメリカのチェイニー元副大統領って個人資産をユーロで運用してましたね。

 ネットでの情報では、少なくとも2006年頃に個人資産本人名義2500万ドル、妻名義1000万ドルほどをユーロ債に換えていたようです(参考
 2008年春にも2500万ドルをユーロ債に変えたという話も。

 いわゆる陰謀論的なことを語るブログとかでは、このネタで
「副大統領ですらドル安を前提にして儲けようとしているアメリカは、戦争を起こして儲けようとする悪の国家だ!!」
てな感じで叫ばれてました。
 あとは経済系でも
「アメリカ副大統領がこんなことをやるくらいだから、ユーロは次世代の基軸通貨に決まりだ!!」
とか。
 それが今では………

 現在1ユーロは1.2~1.3ドル(一時は1.1ドル台でした)
 2006年春は今と同じくらいでしたが、2008年春にチェイニーがユーロ債で2500万ドル運用したときには1ユーロ1.65ドルの高値で掴んだという話も。

 しかもチェイニーは周りにこれからはユーロの時代だ!!と勧めまくっていたらしく、これに影響された被害者も沢山居る模様。
 「アメリカ副大統領がこんなこと言っている」だけで絶大な宣伝ですし。

 この運用は長期的にどうなるか判りませんが、現時点でチェイニーは世界中の誰にも同情されないような気が。

 しかし、この記事書くために2006年頃のマネー系のブログとか見てみると当時は
「財産を外貨建て運用しない奴なんてバカだ!」
という論調ばかりですね。
 諸行無常を感じます。

(追記:ドルとユーロを逆にして書いてました。これだと逆の意味になってしまいますね。。申し訳ありませんでした)


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