今日の購入本(2010.06.16) [購入本]
今日の購入本(2010.06.09) [購入本]
境界線上のホライゾン〈3 上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
- 作者: 川上 稔
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2010/06/10
- メディア: 文庫
まるでサタスペ [購入本]
評判通り凄い本です。
まともな書評は先ほどのamazonのページや色んなブログとかに大量に転がっているので、そちらにおまかせして個人的に思ったこと。
「沖縄ってリアルでサタスペだったのか!!」
この本では陰惨な事件とか抗争とか悲惨なことが大量に描かれていても、ボンクラなところも同時にあって、何だかB級映画のようなのどかな感じがするのですよ。
あと、そのビジュアルを脳裏に浮かべると「あれ?」という情景も多いです。
例えば、
・沖縄戦直後に沖縄民間人が米軍から物資を強奪することを「戦果アギヤー」と言い、その中には米軍基地から救急車を盗み、検問に引っかかったらサイレンを鳴らして堂々と突破する者まで存在。
・バイクに乗って土佐犬を散歩させているところを暗殺されるヤクザの親分
・ヤクザの事務所を銃持って襲撃したら、反撃で槍が投げつけられてきた。
とか冷静に考えると変な情景が沢山。
この本に書かれている沖縄の情景はそのまま創作物に使ってもおかしくないぐらいに個性的で、色んな元ネタに絶対になると思われます。
与那国島の過去の伝説とかそのままで伝奇ホラーになりますし。
今日の購入本(2010.05.21) [購入本]
今日の購入本(2010.04.26) [購入本]
世界樹の迷宮III 星海の来訪者 公式マスターズガイド (アトラスファミ通)
- 作者: ファミ通書籍編集部
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/04/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
今日の購入本(2010.04.23) [購入本]
世界の傑作機No138 WWⅡヤコブレフ戦闘機 [購入本]
第二次大戦のソ連の戦闘機Yak-1/7/9/3シリーズについての本です。
感じたことを幾つか箇条書きで。
・YAK-9及びYAK-3は1990年代にヤコブレフ設計局のお金稼ぎのために個人用飛行機として復刻生産されているのですね。
エンジンはアリソンエンジンに変わっているとはいえ、第二次大戦型戦闘機が新品で買えるのは、このシリーズだけかと。
FW190Dならばこんなのもあるようですが、オリジナルの設計局では無いですし
・YAKシリーズの構造は簡素というより、はっきり言って雑。
他国の同時代の飛行機と比べて「こんなので良いの?」と思ってしまうくらい。
ただ性能は他国のとひけを取りませんし、簡素な構造から女性や10代中頃の少年少女達が工員の大部分を占める疎開工場でも簡単に量産できました。
・計器板もシンプルで、YAK-1初期型には燃料計すら無いほど。
・部品の互換性も初期シリーズには無く、製造時には機体の側には同じ部品を何個も置き、その中からぴったり合うのを選んでいたそうです。
もし合う部品が無くても木製なので削って合わせればOK。
・しかし、ここまで割り切って作られているのに性能も必要十分で大量生産も可能。エンジンも他国のより低馬力なのに機体性能があんまり変わらない
など「名機」としか言いようが無いです。
・標準武装は機種上部プロペラ同調の7.7ミリor12.7ミリ1丁か2丁とプロペラ軸内の20ミリ1丁だけで、あんまり強くはないですが、プロペラ同軸20ミリを37ミリや45ミリに換えたバージョンもかなり生産されており、他国の故障の多い大口径機銃よりも安定できて使用できた模様です。
・YAK-7からYAK-9への進化が
「YAK-7の複座練習機型を作ってみたら、性能が良かったのでそのまま単座化されて新型戦闘機YAK-9に。さらにそれを進化させたのがYAK-3」
という謎の仕様。
日本軍で言うと、
「零戦を練習機化した零式複座練習機が元の零戦より性能が良かったので単座化して新型戦闘機として実用化、後継機もそれがベースに」
という感じです。。
・大戦中のソ連軍戦闘機の年ごとの機種別損害とかも載っています。
1944年のソ連軍戦闘機の損耗数は10111機で空戦損失が508機、対空火器損失が376機、地上破壊55機、事故損失2088機、損傷・
疲労損失4452機、原因不明2632機とかいう数字も。
・このYAKシリーズは同時期の日本軍の戦闘機よりカタログスペック高いし、YAK-9初期型は日本陸軍でも使えないことはないそれなりの航続距離ありますが、個人的にはソ連軍のより性能が低くても、日本軍には史実どおりに隼とかを使わせて上げたいです。
基本的に本土から遠く離れた戦場で戦う日本軍機は、ソ連機の雑な作りだと史実以上に不安なので。
ソ連軍機は雑な作りでも必要充分なスペックを持っていますが、それでもやっぱり日本の戦った南方戦線とかで使うにはアレな感じが。
戦後の全金属化したのとか、B29迎撃用に45ミリ搭載タイプは欲しいですが。
正直日本とかドイツとかの「名機」とかの知識がある状態で、この本を読むとあまりにも荒削りな異質さを感じます。
ソ連空軍は最終的にドイツ空軍を圧倒したので、こういうのこそが「正解」だったのでしょうけど。
今日の購入本(2010.3.27) [購入本]
待ち望んでいたのが一気に5冊。
マリアナ機動戦〈2〉―覇者の戦塵1944 (C・NOVELS)
- 作者: 谷 甲州
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/03
- メディア: 新書マリアナ機動戦〈1〉―覇者の戦塵1944 (C・NOVELS)
マリアナ沖で決戦な筈ですが、やっていることは数機単位でアメリカ軍のピケット駆逐艦潰しという小規模戦闘。
武器とかはレーダー逆探知ミサイルとか、やけに高度化してはいますが地味さは変わらず。
最終巻が4冊同時刊行で、しかもどれから読んでも構わないというつくりですか。
とりあえず、戯言使いのは最後に回すこと決定。
今日の購入本(2010.3.24) [購入本]
物語 ストラスブールの歴史 - 国家の辺境、ヨーロッパの中核 (中公新書)
- 作者: 内田 日出海
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/10/26
- メディア: 新書
ドイツとフランスの間で何回も奪い合いがされたアルザスロレーヌのストラスブールについての本
昔からずっと係争地になっていて、色々とぐちゃぐちゃ。
中世から近代にかけてのヨーロッパの自治都市の仕組みについてもよく判る本です。
今日の購入本(2010.3.21) [購入本]
内容は非常に安定していてもはや定番。
軍事雑誌としてもかなりレベル高いです。
連載の「枢軸の絆」は満州国の前編。
実は満州国って、当時のレベルでも人口や工業規模がかなりの大国なので、色々と書くことが多いんですよね。
ドイツ武装SS師団写真史 1―写真・ドキュメント・編成図で追うドイツ武装SS師団の全足跡
- 作者: 高橋 慶史
- 出版社/メーカー: 大日本絵画
- 発売日: 2010/03
- メディア: 大型本
カンプフ・オブ・ヴァッフェンSS〈1〉の事実上の続編ですが、色々とパワーアップしてます。
詳しいことはまたあとで。