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編成って大事です [購入物全般]

日本海軍の艦隊編制と海戦ガイド: 作戦行動部隊のしくみ

日本海軍の艦隊編制と海戦ガイド: 作戦行動部隊のしくみ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 大日本絵画
  • 発売日: 2018/12/20
  • メディア: 大型本

 この本は太平洋戦争中の日本海軍の編成を、戦争時期のそれぞれで解説してます。

 海軍の艦隊編成って、陸軍のある程度きっちりとしたピラミッド形式とも、ちょっと違いますので、部隊編成とかを見て「ハアハア」できる私のような人種には、「出てくれてありがとう!」といった感じの本です。
 そりゃ、戦局の各時点の艦隊編成とか調べれば分かりますけど、こういう1冊にまとまったのって、最近出た本では無かったと思いますので。

 しかし、よく言われる事ですが、日本海軍の編成って昭和19年くらいから艦船が少なくなって、航空隊が増えてるんで、海軍というより空軍の編成にしか思えないのが、良く実感できますね。

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武士の起源を解きあかす [購入物全般]

 
武士の起源を解きあかす ──混血する古代、創発される中世 (ちくま新書)

武士の起源を解きあかす ──混血する古代、創発される中世 (ちくま新書)

  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2018/11/10
  • メディア: Kindle版

 この本は武士の起源についての本です。
 個人的には個々の事例の解釈に「いや?それは違うんじゃないのかなあ?」と思ってしまう事も多いですが、目の付け所が上手くて「その観点があったか?」という気付きが多くて参考になって面白いです。

 序章で書かれている、この本が書かれた理由の一つとして、20年以上前に高橋昌明氏が唱えた「武士の起源は地方ではなく。朝廷の中央武官からだ」という説が全然検討されず、話が進んでいない!という著者の怒りです。
 私もそれに関しては全面的な同感だったりもしてます。

 著者が、この本で書いているのは古代の律令体制の始まりから、平将門の乱に至るまでです。
 平安時代の後半が。「平安」でも何でもない「自力救済」の世界な事は、歴史多少齧ってる人なら、お判りでしょうが、この本では「そもそも平安時代は始まった当初から平安でも何でもない」というのを、これでもか、これでもかと書いています。

 著者本人の結論に誘導するために、途中の章で語らずに、最後で語るような筆回しも多いですが、読んで大変に刺激を受ける歴史本でした。

 この本の歴史感は、他の事項にも色々と発展できそうな気もしますし。


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航宙軍士官、冒険者になる 書籍版

航宙軍士官、冒険者になる

航宙軍士官、冒険者になる

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
  • 発売日: 2018/11/30
  • メディア: Kindle版

 原作はなろう系でかなり面白い作品だと思ってて、私もかなり気に入ってますが、こちらも書籍化。
 出版社も電車広告に力入れてて、すぐに重版が決まったようで目出たいです。
 これですぐの打ち切りは無いでしょう。
 
 しかし、なろう系のイラストが、キャラのイラストのイメージと合わないことは日常茶飯事ですが、この作品でも表紙にもあるクレリアの風貌がつり目なのはちょっと意外でした。つり目なのはエルナの方が強かったので。
 次の巻で、この作品の特徴の壮大すぎる目標が出てきますね。
 一見、料理系にしか思えないこの作品の特徴が表れることに。

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