備前浦上氏 [購入物全般]
浦上氏は守護大名赤松氏の守護代というか正確には応仁の乱の頃に、赤松氏が嘉吉の変からの復活を遂げた頃に出自不明ながら復活に多大な功績上げて赤松氏筆頭家臣になって、その後主家を下克上して戦国大名化した家です。
戦国末期には宇喜多氏が浦上氏の下から更に下克上して豊臣大名化したので、その影に隠れて浦上氏は全然知られていません。
この本は数少ない浦上氏についての本だったりしますが、少ない資料からだけでも、戦国時代の岡山県と兵庫県西部がカオスとしか言いようがない状況だったことも判ります。
中途半端に京都から近いためもあって中央情勢の介入や援軍要請も多く、更にカオスさに拍車をかけています。
あとは主家筋の赤松家の戦国時代の状況もよく判る本だったりしますね。
2012-10-10 16:51
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