4000人以上のボーナスを1人で査定 [軍事]
幻の東部戦線 5 (ドイツの将軍達はどんな人々だったか?)では、ナチスドイツの将軍たちが他国と比較して、どんなタイプの軍人だったかを書いてます。
ただ驚愕したのが、国防軍の他に武装SSや警察も含めるとナチスドイツの将軍は4000人を超えます。
その将軍たちには誕生日にヒトラー個人からボーナスを下賜されるのですが、その将軍たちのボーナス査定をヒトラーが全て一人でやっていたということです。
これを企業に置き換えると、
「社員4000人オーバーの企業で、社員の誕生日にボーナスが支給されるが、そのボーナスの考課を全て社長一人でやっている」
というので同レベルな訳です。
で、ヒトラーのことだから、軍の将軍だけに限らず、党の高級幹部とかにも恐らく同じことやっているので、マメ過ぎます。
そりゃ、ここまでやる指導者なら部下も意気に思ってついていくでしょうよ。
もちろんヒトラー個人が全ての考課をしているのではなくて、細かいところは事務局を作って回していたとしても、そういう仕組を作り出していること自体が凄いです。
ヒトラーの事を賛美している資料で、その演説の見事さとかを取りあげる事は多いですが、こういう対人関係的なところを褒め讃えているのはあんまりありません。
こんなの演説よりも真似しがたいのに。
2011-05-24 21:21
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