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軍事研究2011年3月号 [購入物全般]

軍事研究 2011年 03月号 [雑誌]

軍事研究 2011年 03月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2011/02/10
  • メディア: 雑誌

 この前買った軍事研究2011年3月号の感想を幾つか箇条書きで。
 しかし、中国のJ-20の影響はこの雑誌にも大きいですね。 
 今回も記事の扱いが大きいですが、次号も特集組むようです。 

  
・中国軍専用GPS「北斗」についての解説記事が。 
 この北斗システムについての記事は初めて読みました。 
 性能にまだまだ問題点はあるとはいえ、一応は自前の軍用衛星網を構築するまでに中国はなったのですね。 
  
・アメリカ軍の航空機搭載汎用爆弾についての記事は、アメリカ軍の自由落下式航空爆弾の歴史や仕組みについて解説してます。 
 無誘導爆弾なんて技術力いらないと思われがちですが、そんなことない事がよくわかる記事かと。 

・ロシア空軍近代化についての記事は「大丈夫か?ロシア空軍」と思ってしまったり。 
 まだまだ貧乏ですね。 

・自衛隊創立期を体験した元空将補が昔のことを語る「ある自衛隊の回想 神代の自衛隊(警察予備隊裏面史)」は第3回ですが、今回のお題はこんな感じ。 

その1 
 興業に来た横綱羽黒山と相撲を取らされたよ!  
 かなり手加減をしてもらって結局負けたけど、後世では「羽黒山と互角の勝負をした警察予備隊幹部」として伝説になって大笑いだよ。 

その2 
 著者が航空自衛隊に移った理由は、元陸軍大尉の上官が本当は弁護士になれなかったのに戦争のせいで司法試験に受からなかったといつも僻んでいる男で、更に 

「後から入ってきた旧陸軍の幼年学校卒業者とか、何で出世が早いんだ?」 
「今の世の中、法律を真面目に守るほうがおかしい」 

とかの言動をして、著者と反目して虐められたのでなので空自に移ったそうです。 
 そして、その上官は著者が空自に移ってから2ヵ月後に司直の取り調べを受けて自衛隊を退職するハメになったとか。 

 ……ちょっと待った? それは「偶然」なんですか? 

その3 
 麻雀友達のI嬢の家にお邪魔したら、I嬢の父親は満州で人体実験とかやった研究所の所長やったI元軍医中将で、行った人体実験とか、終戦後に実験結果をアメリカに渡して戦犯逃れたとかI元軍医中将本人の口から聞いたよ! 
  
 ……どう考えても、731部隊の石井中将です。ありがとうございました。 

 しかし、この連載は表に書かれていることも面白いですが、行間考えると「ちょっと待て!」と思えてくる事が多すぎです。見る人が見れば更に秘密とか分かるんでしょうね。 
 第一回から面白いので、是非とも本にまとまったのをきちんと読みたいところです。 


・いつもは防衛官僚とかの人事が中心の連載「市ヶ谷レーダーサイト」は、いつも何か怒ってますが、今回は副題が「国民の力で菅売国政権を打倒せよ」と更にヒートアップしています。 
 今回はヒートアップの度合いが暑すぎて「頼むから落ち着け」と言いたくなるくらい。

 まあ、今回も全体的に面白い記事が多くてお買い得感はあったかと思います。


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新世紀ヱヴァンゲリヲン 同人誌

結構面白い話でしたよね。
by 新世紀ヱヴァンゲリヲン 同人誌 (2011-03-16 17:55) 

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