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合理的だけど反感を呼ぶ行為 [ニュース]

暴かれるハイチの秘密、国連派遣団の宿舎はクルーズ船 

 現在ハイチに災害救援で派遣されている国連職員の宿舎が、ハイチ沖合に停泊した豪華クルーズ船でハイチの現地の人々の反感をかっているという記事です。 
 クルーズ船では命の洗濯とばかりにハイチから帰った国連職員が毎晩のようにパーティーとかやっているらしく、その噂がさらに現地で反感を呼んでいるとか。 

 いや別に国連職員の宿舎に、クルーズ船をチャーターする事自体は名案だと思うのですよ。 
 記事にもあるとおり宿舎設備も完備して自己完結しているし、自国の国連職員の待遇に文句を付けてくる国にも理由が立ちます。 
 クルーザー船を保有している会社にも「我が社ではハイチの救援事業に協力しています」という大義名分と宣伝文句が付くので、チャーター費も安く上がりそうです。 
 また過酷なハイチ勤務でのストレス解消も故郷に帰るより現地で解消して、すぐに仕事に戻れた方が時間の節約にもなります。 
 正直「合理性」という観点から客観的に見て、国連派遣団の宿舎として豪華クルーザー船を利用するのは悪くない選択肢かと。 

 ただ、いくら合理的でも人々の反感をかってしまう事柄は世の中に沢山あるわけで、災害に襲われた土地でそんなことやったら被害にあった方々から反感をかうのは当たり前のことですね。 
 それがハイチみたいな最貧国ならなおのこと。 
  
 命の危険に晒されつつ、災害救援作業を行っている国連関係者たちも命の洗濯をしたいのは当たり前のことだから彼らも悪くは無いのですが、もう少しどうにかならなかったのかと思ってしまったり。 

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