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初めての国会図書館 [本関連]

 どうしても本屋や図書館では見れないけど、きちんと読みたい資料があったので初めて国会図書館に行ってきました。 
 昔はここに入るようじゃ人生ある意味終わったと思っていたのですが。 

 しかし、行ってみて感じたこととして書籍貸出コーナーと雑誌貸出コーナーでは明らかに客層が違いますね。 
 雑誌コーナーには昔の電撃大王とかを大量に借りて読んでいる人とかが居るので、そっち方面のオーラが漂ってます。 
 あと食堂は評判通り美味しかったです。 

 ちなみに読みたかった資料は、Aonogahara捕虜兵の世界 『小野市史第三巻本編3』別冊。 
 この前、姫路の県立歴史博物館に行った時に発見してどうしても読みたかったので。 

 この本は第一次大戦時の青野ヶ原捕虜収容所についての本ですが、ドイツ帝国軍捕虜だけではなくオーストリア・ハンガリー二重帝国軍捕虜についても詳細に解説されています。 
 日本で捕虜生活をしていたオーストリア・ハンガリー二重帝国軍捕虜についての資料なんて初めて知りました。 
 あと滅亡直前のオーストリア・ハンガリー二重帝国軍の実態(というか情けなさ)についても詳しいです。 
 オーストリア・ハンガリー二重帝国滅亡時に、何故軍隊が自然消滅してしまったのか?という理由も、この本を読んで初めて判りました。 

 青野ヶ原捕虜収容所で3人のハンガリー人捕虜が喧嘩していて、ドイツ人捕虜が、 
「やめたまえ、同じハンガリー人じゃないか」 
と止めたら、ハンガリー人3人から 
「俺たちはハンガリー人でも3人とも民族が違うんだ」 
と返されたとかの脱力するエピソードも多数。 

 とりあえず、この資料についていつかちゃんと感想を書きたいと思ってます。 

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