現在の民生用ソナー

　こちらで知ったサイドスキャンソナー使用雑感についてで書かれている現在の民生用ソナーの性能凄すぎ。 
　昔沈めた漁礁のラインがはっきり出ています。 
　海底に潜水艦が沈底していた場合は非常に探知しにくかったのが、この技術使えば丸見えですね。
　もっともデータ量も多いし、現時点では解析技術などの運用や動く物体には使いづらいなど色々と難があるようですけど。 

　あと、 

「これで約1海里程度で魚群が探知可能です。潜水艦ならもっと遠くで探知可能ですね。 
大韓航空機撃墜事件でサハリン沖の海底探査を行っていた旧ソ連潜水艦を日本無線製のソナーが、
船体の形までくっきり捉えたのはかなり有名な話です。1海里程度までなら、解像度は軍用より上 
だと思います。ビームを絞ると、マグロなどの大型魚では単体で探知できますから。」 

とか書かれているように近距離での精密探知においては、もはや民生用ソナーが軍事用より優れているようです。 
　もっとも軍用ソナーは基本的に「いかに遠距離から探知できるか？」かが最重要で、近距離での精密探知はあんまり重要視されていないので、用途が違いますが。