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ナンバーズ最後の3人が機械的にチューニングされた理由 [リリカルなのは]

 ふと思ったことですが、メガミマガジン最新号掲載のコミックスで、最後にロットアウトしたNo.7セッテ、No.8オットー、No.12ディードは、No.4クアットロによって、かなり感情に機械的な調整を施されており、それはNo.7セッテが一番強い傾向を持っていました。
 これって、ある意味他の妹たちに慕われているNo.5チンクの影響力を削ぐということもあるんでしょうね。

 サウンドステージ03では、No.6以降の妹たちは創造主たるスカリエッティよりも、No.5チンクの方を優先すると言い切ってました。
 ナンバーズのNo.1からNo.4は直接スカリエッティの因子を受け継いでますから非常時の行動に信用が持てますが、No.5以降がきちんと行動するかどうかは不確定です。
 軍事組織的にはある意味非常にまずい状態で、

「普段は司令官の元できちんと統一的指揮下にあるが、非常時に司令官の意志をきちんと引き継いで行動することが確実である絶対忠実な部隊と(No.1~4)、非常時に独自の行動を取りかねない部隊(No.5以降)に別れている」

という感じです。
 内心では他のナンバーズたちを馬鹿にしつつきちんと分析しているNo.4クアットロはこの危険性を危惧していたのではないかと。

 現にJS事件終了後、No.1、3、4、7(No.2は死亡)は時空管理局への協力を拒み拘束され、No.7を除くNo.5以降は、裏切って時空管理局の指揮下に入りました。
 裏切った者達の行動には、確実に彼女たちが慕っていたNo.5チンクが関わっていることは確実かと。
 事件終了時にはまだ修理中だったNo.5チンクの身柄を人質にとって脅したのか、チンク自身の判断によるものかは判りませんが。

 結局ナンバーズ最後の3人のうち、スカリエッティを裏切らなかったのは感情が一番機械的だったNo.7セッテだけで、No.8オットー、No.12ディードは結局チンク派に取り込まれてしまったという結果になります。
 クアットロの危惧は正に的中し、そのための方策も採っていたにも関わらず、力及ばなかったと言えるのかもしれません。


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Piichan

漫画にはナンバーズの入浴場面がありますがこれを見る限りスカリエッティに虐げられていたという感じがしないのですよね。更生組のナンバーズがなぜ管理局に恭順したのか描写不足な気がしました。

更生組は軌道拘置所に収監されているスカリエッティたちをどう思っているのか気になります。せめて「生みの親」や「姉」を心配する台詞があってほしいです。
by Piichan (2007-11-27 01:58) 

Piichan

セッテが裏切らなかったのはトーレに懐いていたからだと思います。

更生組はスカリエッテイたちを差し置いて温情処分を受けていることに対して後ろめたさを感じているという描写が無いと少しまずいような気がします。
by Piichan (2007-11-27 10:22) 

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