なのはStrikerS第17話感想(ネタバレ) [リリカルなのは]
なのはStrikerS第17話ネタバレ感想です。
いや~「リリカルなのは」らしく修羅場な展開になってきましたね。
ここまでこてんぱんにやられるとは。
登場キャラもトラウマ出まくりですし。
全体的な出来は色々と「神」 。
幾つか思ったことや妄想。
・最初のウーノによるナンバーズ側からの作戦解説はいい感じでした。
・ティアナの対戦闘機人用幻術は、ウェンディが視界を赤外線とかに切り替えても効いていたということは、同時に幾つかの波長妨害が出来るんですね。
可視光だけではなく紫外線とか電波とかも同時に。
さすがに相当なパワーを必要とするようでキャロのブースト付きでしたが。
・ギンガとスバルがナンバーズと同じく戦闘機人(サイボーグ?)確定。
具体的にはこれから解説されるのでしょうけど。
第8話でスバルが数日寝なくても大丈夫と言ってた事とか、第15話で姉妹で変な身体検査やってたりとか、コミック版でスバルの「並外れた体力と魔力」がやけに強調されていたとか色々と伏線はありました。
・この戦闘におけるナンバーズ側の戦力配置は、
統合支援 No.1ウーノ
地上本部地下 No.5チンク、No.9ノーヴェ、No.11ウェンディ
地上本部上空制圧 No.3トーレ、No.7セッテ
地上本部付近で支援 No.4クアットロ、No.6セイン、No.10ディエチ
機動6課本部襲撃 No.8オットー、No.12ディード
地上本部襲撃後に機動6課に転戦 ルーテシア、ガリュー
空中から地上本部突入 ゼスト、アギト
って感じですね。
しかしナンバーズ側は圧勝しているように見えますが、かなり綱渡りな兵力運用してます。
まず、機動6課本部襲撃にオットーとディードの2人だけというのはきついかと。
ただ増やすにしても、空を飛べる戦力でないときついですので、増やすと他の作戦に支障がでますが。
そのためにルーテシアを機動6課に回すという作戦だったと思われますが、もしルーテシアの到着が遅れていたらヴィヴィオ拉致は危うかったと思われます。
実際、圧倒的な戦力にも関わらず、ヴィヴィオを確保できたのはルーテシアが到着してからですし。
最後にガジェットドローンで機動6課を吹き飛ばすことになっていたのは、作戦失敗も考えてのことでしょうね。
トーレ、セッテは敵航空部隊対処の他に機動6課への増援部隊の遮断も行わなければならず大忙しでした。
あと、ゼスト&ルーテシアの目的な「レジアス中将抹殺」「レリック ナンバー11捕獲」は失敗してます。
地上本部地下の方も、実はナンバーズにとってかなりきつい展開だったり。
ノーヴェがスバルを最初の奇襲で撃破できなかったのが、作戦遂行に色々と響いているかと思われます。
このせいで地上本部内に閉じ込められた戦力の復活が早まりましたし。
ただ攻撃側でイニシアティブを握っていることもあり、タイプゼロ2体両方の捕獲は諦め、ギンガだけに戦力を集中することによってギンガを撃破及び捕獲に成功してますが。
それでもチンクがぶち切れたスバル相手に後衛戦闘をやる羽目になって損害を受け、セインの援護無では後退も不可能な状況に追い込まれました。
・会議室ではやてが地上部隊のメンツにナンバーズとかの説明をしなければならなかったって、時空管理局の本局系部隊と地上本部系部隊の間で戦術情報が共有されてないのでは?と思ってしまったりw
・中将閣下のセリフが一言もありませんでしたw
まあ、地上本部はメンツを思い切り潰されたわけで、これからの反撃に活躍はしてくれるでしょう。
・スカリエッティを責めるフェイトにトーレが微妙な表情で
「そんなことを言わないでください」
って言ってたシーンはかなり複雑な感じが。
・ナンバーズの数が多すぎて顔を覚えきれません
やはりシスプリみたいにスカリエッティの呼び方を個人で変えるべきだったかとw>ナンバーズ
「オヤジ」「パパ」「とうちゃま」「父君様」みたいな感じで。
ストーリー的にようやく修羅場で本腰な感じという感じですが、こういう展開が期待される魔法少女アニメって何なんでしょうねw
だからこそ私とかこのアニメシリーズのファンになったわけですけど。
今回のスカリエッティ側の勝因は、ウーノによる総合管制により、ナンバーズ側が有機的な部隊運用を可能にしたことと、主にクアットロによる通信指揮妨害により、地上本部や機動六課の各部隊が独自判断で動かざるを得ず、連携した動きを殆ど取れなかった点に尽きるのではないでしょうか。
ただ、MURAJI様もおっしゃられてはいますが、圧勝しているように見えるスカリエッティ側も、結構薄氷の勝利の気が・・・
まず、ウーノが最初に述べた作戦目的も、「管理局地上本部の制圧」「機動六課の制圧」「ヴィヴィオの確保」「ナカジマ姉妹の確保」と多岐にわたっており、一応優先順位としては、「ヴィヴィオ確保」>「地上本部・六課の制圧」>「ナカジマ姉妹の確保」みたいになっていますが、それでも部隊運用を総括するウーノにとっては、頭痛い状況には変わりなかったと思います。
また、戦力分断により楽勝に見えた機動六課襲撃並びにヴィヴィオ確保も、シャマルとザフィーラの奮戦で遅々として進まず、ルーテシア投入によって達成ができたこと。ぶち切れたスバルに対し、ノーヴェ以下三体が下手をすれば殲滅される可能性が高かったこと。ガジェットによる機動六課への戦果拡大を狙った攻撃も、キャロのヴォルテール召喚によって逆に壊滅的打撃を受けたなど、機動六課陣営の錬度の高さを見せ付けられています。
それにしても、今話の戦闘を見ると、今までの戦闘がいかにぬるいものだったのかと感じてしまうほどのものだったのですが、それ以上に思わざるを得なかったのが「これのどこが魔法少女なんだろう」というのが・・・
あと、ナンバーズが覚えにくいというのは同感です。声もナンバーズだけで2役とか言うのもあるし。使い回しにも程があるだろ(笑)
by NO NAME (2007-07-25 20:02)
書き込ませていただきます。
機動6課サイドの敗因としては、
・情報収集に失敗して相手の目標を察知できなかったこと
・序盤にギンガが孤立したこと
・最も戦力の高い隊長陣四人がデバイス無しで本部内に配置したこと
が挙げられますでしょうか。
特に配置のミスが致命的で初動の十数分、敵の行動を
妨害できなかったため、
トーレ、セッテのコンビが航空戦力の撃滅に成功、また、
ルーテシアたちも6課への転用が可能となりました。
ヴィヴィオ奪取においてこのことが決め手となったことを考えると
せめてなのは、フェイト、シグナムのうち2人、最低でも1人を
外に配置しておけば、結果が変わったのではないかと思われます。
ギンガの孤立については、連携の浅いメンバーを加えた際の問題点が、最悪のタイミングで発生したと言う感じですね。
ただし、6課に留守役としておいておくと、地上本部に対して牽制攻撃のみ
6課本部にナンバーズの大半を投入するという可能性が考えられるので、
ハヤテと同じ会議室内に配置できなければ結果は変わらなかったかもしれません。
一方、今まで地道に新人の基礎能力を挙げていたことで
戦略的に圧倒的に不利な状態から、イーブンの四歩手前まで
状況を持ちなおしています。
ウーノが序盤の優位を活かして逃げ切ってしまいましたが、
ウーノの的確な判断が無ければヴィヴィオを守りきるか
2,3人は拘束していた可能性があります。
この酔うなけkkになりましたが、今回ルーテシア組が
目標を一つも達成できていないこと、スカリエッティサイドが
目的をほとんど達成してレリック集めを続ける可能性が低いことを
(トーレの「次に会うときは」言葉から聖王が復活するまで
出撃はなさそうです)
考えると、敵側も今までのままの体制と言うわけでもいかなさそうです。
by 木 (2007-07-26 23:40)