今日の購入本(2007.7.26) [購入本]
昔のシーパワーとかに連載されてた記事をまとめた本で、著者がすでにお亡くなりになられているので、昔のにそれほどプラスはされず、文章の印刷とかが古い感じを受けます。
内容としては、
・旧日本及びアメリカの艦載砲
・大戦後の艦載砲
について構造図や写真などで解説されてます。
特に「大戦後の艦載砲」というのが、ほとんど日本語では類書が無いので非常に貴重な資料かと。
しかし、艦載砲というは枯れた兵器ですので、昔の記事を今見てもそれほど違和感がありませんね。
確かに戦後の艦載砲は、大戦中の艦載砲と比べて飛躍的に進歩してはいるんですが、もはや軍艦のメインウェポンではありませんし。
幾つか雑感。
・大戦末期に登場したアメリカのデ・モイン級重巡洋艦搭載の55口径8インチ3連装砲の性能反則すぎ。
当時の重巡洋艦搭載の8インチ砲は毎分3~4発の発射速度なのに自動装填で毎分10発の発射速度って何?
砲塔の装甲も厚いし。
・大戦中のアメリカ海軍主力対空機関砲なボフォース40ミリの解説も詳しいです。
・巻末に第二次大戦以降の世界の艦載砲一覧が載ってますが、かなりマイナーな国も押さえてます。
・戦後のOTOメララの艦載砲は、ホント良い構造をしていて世界60カ国以上で採用されているのもよく判ったり。
この砲押さえれば戦後の艦載砲OKと言っても良いほどですもんね。
次は同じ著者のミサイル編が出るそうです
2007-07-26 22:10
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