日本軍を蹂躙するアメリカ騎兵 [軍事]
北海道旅行から帰ってきたら、オスプレイのWorld War II US Cavalry Units: Pacific Theaterがamazonから届いていました。
World War II US Cavalry Units: Pacific Theater (Elite)
- 作者: Gordon Rottman
- 出版社/メーカー: Osprey Publishing
- 発売日: 2009/10/27
- メディア: ペーパーバック
この本は第二次大戦太平洋戦線のアメリカ陸軍騎兵部隊についての本で、購入理由のは表紙イラストの「日本軍歩兵を蹂躙するアメリカ軍騎兵」に魅せられたからです。
とは言っても第二次大戦中のアメリカ軍騎兵突撃は表紙のだけで、あとの第一騎兵師団とかは全てジャングルで強襲歩兵として戦っているので看板に偽りありですが。
紹介されているのは重荷テキサス州兵騎兵部隊な2個騎兵連隊と第1騎兵師団で、Cavalry(騎兵)なのに馬の写真がほとんどありません。
ただ元が騎兵部隊だけあり、普通の歩兵部隊と比べて人員が半分だったり部隊名称が騎兵のままなど色々と違いはあります。
ちなみに表紙の騎兵突撃は戦争初期にフィリピンに駐留していた第26騎兵連隊(兵員フィリピン人)所属のリンゼイ中尉率いるF中隊27名が、1942年1月16日のバターン半島での戦闘で日本陸軍第65旅団の部隊に騎兵突撃をかけて敗走させたというものです。
この時期の第65旅団によるバターン半島攻撃はアメリカ軍の反撃で大損害を受けて後退を強いられるなど大変なことになってましたので、その反撃の一環ですね。
これがアメリカ軍最後の騎兵突撃と紹介されていて、更にこの本で紹介されている馬に乗った騎兵としての戦いはこれだけで、後は全て歩兵としての戦歴ばかりです
ちなみに当時のアメリカ軍騎兵部隊ではサーベルが廃止されており、45口径拳銃とM1ガーランド自動小銃を馬上から射撃して騎兵突撃を行ってたとのことなので、騎兵突撃と言うより西部劇映画に近い光景だったかと思われます。
2009-11-04 22:11
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