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今日の購入本(2009.11.7) [購入本]

歴史群像 2008年 12月号 [雑誌]

歴史群像 2008年 12月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2008/11/06
  • メディア: 雑誌

 第一特集はマッカーサー。
 IFCONで宝塚のやけに格好良いマッカーサーを見てしまいましたが、若い頃のマッカーサーも色んな意味で格好良すぎです。
 「英雄」であることは誰もが認めるでしょう。

 あと「各国陸軍の教範を読む」は今回はフランス軍の行軍について。
 「軍隊が動く」ということについての問題点を色々と書いてます。
 何も知らない人は「軍隊の移動」なんて簡単に思えるかもしれませんが、古今東西の軍隊で移動するだけで半身不随になった例は幾らでもありますから。


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コメント 4

$5

> 何も知らない人は「軍隊の移動」なんて簡単に思えるかもしれませんが、古今東西の軍隊で移動するだけで半身不随になった例は幾らでもありますから。

時々出入りしているエンジョイコリア掲示板の韓国人なんかその辺が全く判っていなかったりします。

現在の様に機械化による大量輸送網が発達している時代でさえ、大規模な地上部隊の陸上移動は結構厄介なのに、輸送機械も存在せず水運による大量輸送も不可能な地域で数十万人の兵員を長期間遠征させる事の困難さをまるで理解していません。

例えば、隋が高句麗に対して百万を超える大軍を持って遠征を行ったと言われる事でも、現在では史書に書かれている兵力数は兵站面から見てかなり誇張されている数字なのは確実です。

しかし、エンコリでは
「ウリナラの祖先が史上稀に見る大軍を撃退したのだからウリ達は偉大な民族だ♪」
と言い張りたいばかりに兵站の困難さには全く言及しようとせず、それどころか
「高句麗に送り込んだ遠征軍百万人を支える為、その後方では二百万人の兵站部隊が物資の輸送を行っていたはずだ」
と言い張る始末です。

連中は馬車や人力に依存した兵站の効率が現代の機械化輸送のそれと比べると恐ろしいほど劣悪な事や、大規模な輸送部隊それ自体が膨大な食料を食い潰す存在である事も、策源地と前線との距離が伸びるほど前線に届く物資が幾何数的に減少する事も、朝鮮半島北部の様な山岳地帯では道路事情が極めて悪く大規模な陸上輸送には全く向いていない事も全く聞く耳を持ちません。

佐藤御大の信長モノでも数万人単位の中世の軍隊の移動に関して度々具体的な数字を挙げてその困難さを判りやすく説明していましたが、これが百万人となるといくら当時の超大国隋と言えども前線に辿り着く遥か前に軍そのものが自壊してしまう事は当然としか言い様がありませんし。
by $5 (2008-11-09 19:36) 

ひでのぶ

>若い頃のマッカーサーも色んな意味で格好良すぎです。
>「英雄」であることは誰もが認めるでしょう。

第一次世界大戦の前後の活躍を見て
辻ーんを思い出したのは僕だけでしょうか?
by ひでのぶ (2008-11-10 23:43) 

$5

でも「征途」では「マッカーサーは後方の司令部で大軍を動かす才能には溢れているけど、前線では自分の身に危険が迫るとすぐにパニックを起こすヘタレ野郎」
なんて感じに書かれていましたが、このヘタレ云々はどこまで本当なんでしょうかね?
by $5 (2008-11-11 11:57) 

$5

それとナチスドイツ海軍の空母に関するコラムもありましたが、おなじみのG・ツェッペリンの他に商船改造空母のエウロパの所が興味深かったです。

史実のナチスドイツ海軍の艦載機運用能力は極めて乏しく、例え1~2隻の空母が完成に漕ぎ付けたとしても戦局には全くと言っていい程貢献しなかったのは今まで言われている通りですが、RSBCを初めとする仮想戦記でも比較的登場の機会がありながら”商船改造の軽空母”という印象が強く補助空母としての扱いしか受けていなかったエウロパですが、実はあれ満載排水量5万トンの堂々たる大型空母だったんですな。

満載排水量こそWWⅡの空母としては最大級ですが、速度がやや遅く(25ノット)肝心の艦載機の能力が低く搭載数も少ない(30~40機ぐらい?)ので、G・ツェッペリンより有力な艦にはなり得なかったでしょうが、もし日本海軍がシャルンホルストの代わりにこの船を太平洋戦争前に入手していたら、シャルンホルストの後身である神鷹どころか、飛鷹や隼鷹よりよほど有力な客船改造空母としてミッドウェイ後の日本機動部隊の中核を担っていたでしょう。

しかも空母としての改装作業が戦局の悪化で中止されたエウロパはドイツ降伏と敗戦をも生き延び、戦後は再び商船として活躍して1960年代まで使われていたのですから、なんとも数奇な運命を辿った船です。
by $5 (2008-11-13 23:01) 

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