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平安後期~鎌倉時代の茨城の歴史 [本関連]

里の国の中世―常陸・北下総の歴史世界 (平凡社ライブラリー)

里の国の中世―常陸・北下総の歴史世界 (平凡社ライブラリー)

  • 作者: 網野 善彦
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本

 図書館で借りていたのを読破。

 この本についてぶっちゃけ言ってしまうと、平安後期~鎌倉時代の茨城県の歴史解説本です。
 茨城県の武士団とかの興亡史が主ですね。

 しかし、この本を読んでると平安時代から鎌倉時代の関東武士団は平氏が主流ですが、領土を巡る内輪揉めばっかりです。
 正直読んでいて頭が痛くなってきます。
 源氏が関東に勢力を持つことが出来たのも、完全に「調停者」としてですし。
 恐らく当事者達からすると「同じ一族よりも、あまり関係の無い外から来た源氏の方が調停者としてマシ」というレベルだったと思いますが。

 あと戦国時代に勢力を振るう佐竹氏って平安時代から居る源氏系の名族なので、鎌倉時代も茨城県に勢力を張っているかと思ったら、実は平安時代末期に頼朝に攻められてから没落して、茨城県で復活しだしたのは鎌倉時代末期だったのですね。
 復活までにかなり苦労はしているようです>佐竹氏


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