1000年以上前から変わらない日本 [本関連]
この前ゲットした
によると、平安時代の初期の日本霊異記や古今和歌集に、既にフィギュア萌えとか二次元萌えとかしか思えない記述があるそうで。
日本はホント昔から変わってないことがよく判りますねえ。
しかし、この「スピリチュアルワールド見聞記」は一見、幽霊などの「スピリチュアル」な世界に否定的な突っ込みを入れる本かと思いきや、中盤ぐらいから「近代スピリチュアリズム」が産まれた歴史などの話になってくると、だんだん雰囲気が変貌していき、最終的には、
「スピリチュアルな世界の否定本でもあり肯定本でもある」
という感じの本になります。
いや、肯定とか否定とかそういうのを超越した本とも言えるでしょう。
ある意味「奇書」であることは間違いないです。
本の作りは著者の植木不等式と表紙も飾っている架空の萌えキャラ「天使」の会話形式で進められていくという、ある意味「痛い」設定ですが、読み終わってみると、この本の内容を表現するためには、この形式が一番だったと思えます。
普通の解説本の形式では、この本が書きたかった内容を表すことは難しいでしょう。
個人的には非常に面白いとは思ったのですが、他人に何と言って薦めたら良いのかよく判らない本な感じを受けました>スピリチュアルワールド見聞記
とにかく「変」な本ではあります。
2008-06-12 00:52
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