お・り・が・み読破

　そんなわけで、この前買った「お・り・が・み」全７巻を読破。
　少し内容も触れます。　

　いや面白かったです。
　終わり方も気持ちいいですし。
　設定とかははっきり言ってありがちというか、厨っぽいですけど、それを補って余りまくりの「勢い」がありますね。

　しかし最終巻のあとがきで、ほとんど先のストーリーを決めずに書き進めていったことが書かれてましたが、それにしては綺麗にまとまってます。
　下手に伏線とかが張られていない分だけ先のストーリーが全く読めませんでしたから。
　ありがちな話とはいえ後半の展開は予想するの難しいです。
　１巻と７巻では全く別の話と化してますし。
　個人的には4巻と５巻のラストに驚愕。

　しかし「読み物」としては、続編の戦闘城塞マスラヲの方が面白いですね。
　前作読んでなくても楽しめますし。
　作者が成長しているというのもあるでしょう。
　
　あとアニメ化するなら絶対に「お・り・が・み」よりマスラヲの方が向いているかと。
　マスラヲは元はスニーカーの連載で短いエピソードの連続ですし、映像化した際のイメージが浮かんで来やすいですが、「お・り・が・み」の方はよほど上手くやらないと、単なる厨アニメになりそうな感じがｗ