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なのはStrikerS第24話ネタバレ感想 [リリカルなのは]

 なのはStrikerS第24話「雷光」のネタバレ感想。
 いつもどおり私の妄想も含めた感想です。


・冒頭のレジアス&ゼストの回想
 個人的に一番燃えましたw
 2人の若い頃はまんま「現状に怒り、それを変革するための力を得ようとする若手少壮将校」。
 a-parkさんも書かれてましたが、第2話で八神はやてが「自分の部隊を持ちたいんや」とか言っているのと全く同じ図式です。
 思わず第2話のそのシーンを比較のために見返してしまいましたよ。
 レジアス・ゲイズと八神はやては、実は完全に似たもの同士ですね。 

 あと、No.5チンクが片目なのは、ゼストにやられたせいだったとは。
 しかし8年前の時点でNo.5まで完成しているのに、No.6以降はかなり完成が遅いような感じを受けます>ナンバーズ

・ドクターのコピーの仕込み
 うわ、これは外道。
 そりゃアギトからは「変態医師」と呼ばれているわけです。
 ナンバーズのファンにとっては、かなり大ショックなのでは。
 しかし戦闘機人ってちゃんと生殖可能なんですね。
 
 あと、これによってドクターがたまにかなり無謀な作戦とってる理由がわかったり。
 ここまでバックアップが大量にあるなら、心理的に安心でしょう。

 それと、このシリーズでは最後は何だかんだ言って生き残ったキャラクタ達はハッピーエンドを迎えますけど、ナンバーズの中にいるドクターのコピーの扱いってどうするのやら。
 結局ナンバーズで死んだのはNo.2ドゥーエだけっぽいですし。

・ヴェロッサ VS No.1ウーノ
 ヴェロッサが気が付かれずに統合指揮を行っていたウーノの至近まで接近できた時点で、この戦い全体の勝敗が完全確定しました。
 しかし、人間の脳まで情報検索できるとは>ヴェロッサ 
 このおかげでスカリエッティ一味の情報は全て時空管理局の手に落ちることに。

シャッハ VS No.6セイン
 シャッハの能力は高速移動だけではなくて、モノを通り抜ける能力もあったのですね。
 確かにこれまでも建物の壁を平気ですり抜けてました。
 セインが「物体の中を泳ぐ」能力で、シャッハが「物体の中をまっすぐ高速で突き進む」能力なので、普通の状態だと「物体の中を泳ぐ」セインの方が色々と柔軟性を高いのですが、ウーノの救援に向かわざるを得なくなったセインが「泳ぐ」コースを読まれてしまい、同じ経路を行くならスピードが速いシャッハに先回りされ、出現地点で待ち伏せを食らって敗北という感じですか。

・水樹奈々のPrayが流れる中での戦闘
 25話で使ってくると思ったら、ここで使ってきました。
 中々良い場面で使ってきたとは思います。
 フェイトのバトルは「大剣」というよりも「太い棍棒」で相手を叩きのめしているようにしか見えませんでしたが。 

・説得成功
 リリカルなのはシリーズにおいて、
「話を聞いて」
という感じの台詞は、その後に相手をぶちのめして言うことを聞かせるという意味でしたが、今回初めてティアナがNo.9ノーヴェ相手に「敵に戦闘能力が残っている状態」でお話を聞いてもらい、戦闘行為を止めさせるという大いなる快挙を成し遂げました。
 「近くの仲間が長距離狙撃を受けて倒れた」「喉に刃物を突きつけられていた」という状態ではありましたが、ほとんど無傷の状態でノーヴェがティアナの言うことを聞いて戦闘行為を停止したのは、このシリーズにおいて画期的ですw

・クアットロがラスボスモードに変身
 だからメガネかけて髪を結っているという感じだったのですね。


 で、次はホントのラストバトルということで。
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月読

今話で、スカリエッティの軍事的に不可解だった戦力配置に納得。
誰が想像できるか・・・こんなもん。

まあ、真面目に考察すると、スカリエッティが本拠地を発見されたにも拘らず、敢えて留まっていたのは、自身をおとりにすることで、「ゆりかご」に突入する戦力の吸引、並びに自軍戦力の一網打尽を防ぐためと判断するのが適当でしょうか。

確かにまともな指揮官ならば、戦力を分散してしまうデメリットを勘案しても、今回の事件の首謀者の居場所がはっきりしている以上、戦力を差し向けるでしょうし(何しろ、ここで逃がしたら次に何をしでかすか分からないし、捕らえるチャンスもこないと考えるので)、「ゆりかご」が次元航行艦隊よりも先に衛星軌道上ポイントに到達することを目標としているスカリエッティにとっては、自身の手を煩わせることなく、「ゆりかご」攻撃部隊の戦力低下に成功しています。

勿論、おとりとなるスカリエッティが簡単に捕縛されてしまえば何の意味もないわけですから、自軍における最強ユニットのトーレとセッテ、更に奇襲戦法を得意とするセインを護衛につけることで、スカリエッティ捕縛戦力への時間稼ぎ(可能なれば撃滅)を計り、敵戦力の拘束並びに更なる敵戦力の吸引を目論みます。

とどめに、仮に護衛群が全滅し、自身が捕縛されたとしても、ナンバーズ全てに自身のコピーを宿させているわけですから、スカリエッティ捕縛に出向いた戦力は完全に遊兵化してしまうことになりました。

しかしこうしてみると、スカリエッティって、とんでもない大博打をしているように見えて、実はかなり手堅い用兵をしていますね。
彼が全幅の信頼を置いているクアットロを「ゆりかご」に配置したのも、仮に最悪の状況に陥ったとしても、最も奸智に長けたクアットロを最後まで残るようにしたとしか思えませんし。

以下、雑感を述べさせてもらえば

レジアスの若い頃が、「現状に怒り、それを変革するための力を得ようとする若手少壮将校」、というMURAJI様の意見に完全に同意します。
ただ、彼の主張は正論なのですが、実際には、他の世界での地上部隊も同様な不満や問題を有していた可能性も強く、まずミッドの地上部隊の政治的・軍事的発言力強化を図り、それを背景に全体の変革を行うという彼のプランは、長期的視野という点では妥当ではありますが、短期的な視野で見ると、他世界の地上部隊の不満がレジアスに向う可能性も高いわけで、彼が最高評議会とのつながりを強めたのも、それらの不満により変革を頓挫させないためと予想したりします。
あと、ゼストを戦闘機人事件から外そうとしたのは、戦闘機人計画を隠蔽するためというのもありますが、同時に親友であるゼストの身の安全を考えてのようにも思えます。

それにしても、今回ドゥーエがレジアスを暗殺したわけですが、考えられる理由としては、様々な計画の中心人物であるレジアスの口を塞ぐことで、彼に連なる政治家や軍官僚、並びに大企業に対して恩を売るということなのでしょうか。
もっとも、スカリエッティの秘書であるウーノが捕まり、しかもアコーズという凄腕の査察官がいる以上、暗殺してもそれほど影響がないような気がしますが。
by 月読 (2007-09-13 23:22) 

Avz

>レジアスとはやて

結構似ていますが、政治的後ろ盾が
やはり段違いかと。
特にはやての場合、本人が失脚しても
自分サイドの人間を河ありにできますし


>スカの計画

戦略的には納得するも、全ての戦闘機人を戦場に投入して、
撃破、捕獲の機会を与える羽目になった当りやはり問題ありかと。

特に安全圏に確実に脱出できる能力のあるドゥーエ、セイン、
そして、組織を1から構築しなおせるウーノの拘束によって
ゆりかご浮上を成功させる以外に道が無くなりました。

この当りの躓きの原因は、チンクの撃墜にあるのかも知れません。

ゆりかご起動時にチンクが居れば、地上襲撃部隊と別働で
本部に向かわせれば、ドゥーエの支援が行えたでしょうし、
研究所に置いておけばセインの替わりを勤めることで、
セインを使ったウーノの脱出が確実に行えたでしょうから。

やはり試作兵器群だと、1体戦闘不能になると、その穴埋めができませんね。

>博士の異常な熱情

どうにも博士は、フェイトを仲間に引き入れるのにかなり情熱を傾けていたようです。
6課襲撃といい、今回の研究所の戦闘といい、とにかくトーレも含めて勧誘しまくってますし。

こうなると研究所に残っていたのは、フェイトが確実に自分を
逮捕にやってくると考えていたからかも知れません。

策としては、まず同行者をセインで引き離して孤立化
耐電撃仕様のトーレセッテが消耗させる、
とどめにドクターが拘束して、依存心が高いフェイトの心
(なのはが重症を負ったさい、執務官試験に手がつかなくなった)
を心理戦(言葉責め)で折るといったところでしょうか。

この手腕は、ドクターの面目躍如と言ったところです。

だが、通信音声を双方向にすると言う初歩的なミスで失敗する当り
番組が違っても見事なまでに『オレンジ』です。(笑)

ついでに、拘束した時点で、トーレをセインの補助に向かわせれば
もう少しなんとかなったのに・・・


>クローン技術とアルハザード

これについては、納得。
ついでに
・自分が死なない技術が一般化(自分が死なないと思っているので生命倫理が低くなる)
・ばかげた攻撃力の兵器が存在
・なおかつ任意の敵を倒すのに、本人だけでなく、クローン全てを破壊し尽くす必要あり

以上3点を考えると
アルハザードの最後は、破壊兵器の容赦無い打ち合いで
消滅したと見るべきでしょうか。

しかし、プレシアが望んでいたアルハザードの技術は、
結局プロジェクトFATEそのものだった様ですね。



>戦闘機人計画の行き先は?

かなり暗いようです。
今回No5が8年前に実働していたことが判明しましたが
それ以降、7機しか完成していません。
(ウーノが本部襲撃直前に身体を換装した描写があるので
 実際は8体か?)

また、未完成状態でも今回のような作戦なら投入してくるはずなので
ゆりかご浮上時にはポッドで培養中のものも無いようですね。

そうなると歩留まりが相当悪いのか、完成しても頻繁に
身体の換装が必要となるのか…。
むしろ、8年前ラボを破壊されて以降スカリエッティに量産するつもりが
かけらも無かったと考えるべきかも。


>抱いては行けない疑問

今回、地上と本局の予算戦力の奪い合いの状況が改めて示されたわけですが
結局のところあくまで配分比率の変更でしかないんですよね。

また、戦闘機人・アインヘリアルで戦力問題を解決するとしても
予算問題そのものは解決しません。人件費が削減は新人分
は減らせますが現在の人員については劇的に減らせませんし
支出については施設、システムの新設で跳ね上がることもあります。
こうなってくると管理局の予算はどのように確保されているか、
という問題が出てきますね。

その当り公式資料や都築さんの設定ではどうなっているんでしょうね。
by Avz (2007-09-15 22:59) 

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