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魂音泉「Chill★Now」 [東方]

 魂音泉(たまおんせん)は、ラップ系を中心とした東方アレンジサークルです。 
 個人的にはラップ系はあんまり合わないので、私はスルーすることが多かったですが、ここの冬コミ新作アルバム「Chill★Now」の出来は素晴らしいかと。 
 私みたいにラップがあんまり合わない人でも格好良さを感じる音楽ばかり。 

 特に狂気に満ちた不可視の珠 feat. ytrが一番気に入りました。
 このムービーそのものも、冒頭がアメリカとソ連の宇宙開発から始まる、東方永夜抄の発端から終焉までを描いていて、歌詞の内容にもきちんと沿っていて、よく出来ています。 
 歌詞では「すべてを変えたのは、アポロ11号」のあたりが一番お気に入り。 

 あとはPARFECT FREEEEEEEEEZE!! feat. ill.bellあたりも韻の踏み方とかが面白い曲かと。 

独断と偏見で選んだ、カラオケで楽に歌えてかつ楽しい東方アレンジ曲 [東方]

 現在、JOYSOUNDには300曲以上の東方アレンジ曲が収録されています。 
 昔と比較して多くなりましたねえ。 
 恐らく私はその中で200曲以上は歌えるかと思います。セリフだらけの電波曲とか「歌っている」のか怪しい曲も含めてですが。 
 正直「歌える」と「楽に歌えて楽しい」の間には、大きな壁があるので、個人的な独断と偏見で「歌いやすくて」かつ「歌って楽しい曲」を選んでみたり。 
 選考基準としては 

・セリフとかが多い電波曲は排除。
 理由は歌っている感じがあんまりしないし難しいので。
 これでイオシス系統やInnocent Keyがアウト。 

・英語歌詞の東方アレンジは排除で。
 これで東方アレンジカラオケ最大勢力のSOUND HOLIC系統がかなり消えます。 

・原曲の音程とか無視で自分の普通の声で歌いやすいこと。
 JAM系とかみたいに叫ぶだけである程度なんとかなるのが理想。 
 なので、音程の変化が大きい曲は却下。 

 そんなわけで、下記が私の独断と偏見によるJOYSOUND収録の東方アレンジ曲で「歌いやすくて、かつ歌っていて楽しい曲」のリスト。 


 SOUND HOLIC 

 SOUND HOLICの歌は大量にJOYSOUNDに入っている割には、英語歌詞の曲とかが多くて意外と歌いにくい曲が多かったり。 
 この曲はロボットアニメ系な感じの曲でそのまま叫んで歌えるので、非常に歌うのが楽です。 
 ノリもイイですし。 
 というか、この曲を知らない人が聞いたら東方の歌とはまず思わない気が。 

 SoundOnline 

 この曲は燃えるというかノリが良いというか疾走感があるというか。 
 とにかくメロディも歌詞も格好良い曲です。 
 東方地霊殿5面ボス火焔猫燐のテーマ「死体旅行~Be_of_good_cheer!」のアレンジには良いのが多いと感じます。 

 COOL&CREATE

 ビートまりおの曲は色々と有名な割には、カラオケで歌いにくい曲が多いですが、この曲はその例外の一つ。 
 とにかく疾走感に溢れていて、他のジャンルも含めた中で私的に一番歌っていて楽しい曲。 

 凋叶棕 

 ここで紹介している他の曲は絶叫系が多いですが、この曲は落ち着いている雰囲気の曲。 
 歌詞も何だか泣けてきますし。 
 全体的に凋叶棕の曲は落ち着いていて音程を変化も少ないので、元が女性ボーカルであること無視すれば非常に歌いやすいです。 

 石鹸屋 

 このリスト中の曲では少し歌いにくい部類になりますが、歌っていて非常に楽しいので。 
 特にJOYSOUNDの歌詞には出てこない「かーごめ、かごめ……」を叫んでいる時が最高です。 
 石鹸屋(ゼッケン屋)の東方アレンジは男性ボーカルなので、男性にとって歌いやすいと思いきや、実はかなり歌うのが難しいです。  
 この曲は石鹸屋の中では歌いやすい部類ですが、それでも最後の方がちょっと歌いにくいですね。 



 まあ、とりあえずこんな感じで。 
 しかしここまで数が増えると、東方系カラオケはアニソン系やボーカロイド系カラオケとは完全に別ジャンルになっています。
 知識のない人には一緒にされがちですが。


東方系同人誌の2010年ベスト [東方]

 私が2010年に読んだ東方系同人誌のベスト5はこんな感じ。 
 
・ワンス・アポン・ア・タイム・イン・中国! 
 DEMOUR402 

 映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」を元ネタにしたバトル系東方同人誌。
 バトル描写がお見事すぎ

・南無三録御柱 ~ナムサロクオンライン~ 
 Carcharias 
 
 ギャグ系同人誌としては、今年はここが一番。

・東方スタルカー 1~3 
 Five-seveN     

・深夜雀食堂 
 GRINP 

 ミスティアの夜店をコミックの深夜食堂っぽく描いた同人誌。
 面白いので続編も希望です。

・東方粉飾劇 
 東証Project 

 厳密には東方とは少し違いますが、扱っているネタと内容が面白かったので。

 あとは、DEMOUR402の客星は汀に惑うは完結したし、アイシクルオレンジの夢の東方タッグ編6~8は相変わらず盛り上がってますし、まりおねっと装甲猟兵はいつものとおりだし、今年も色々と高レベルだったということで。


東方粉飾劇 [東方]

 冬コミ3日目でゲットした同人誌の東方粉飾劇(東証Project)の感想を。 

 この本は東方キャラが企業の粉飾決算について解説している形式を取ったテキスト系の同人誌です。 
 内容も分かりやすくて面白く、今年の冬コミでゲットした同人誌の中でもトップクラスに「面白い」部類の同人誌かと。一応、東方判らなくても問題ないです。 
 簿記会計の初歩的なところも何故か学べてしまいますし、最近の粉飾会計実例の「間抜けさ」も笑えます。 
 表紙の「粉飾決算を華麗にグレイズ!?」というキャッチコピーもお見事。 

 紹介ページで最初の第一章が読めるので興味を持たれた方は是非。


霊烏路空の原子炉工学 [東方]

 東方系同人誌はその数の多さ故に妙な同人誌も多いですが、私が冬コミ2日目にゲットした霊烏路空の原子炉工学(東方科学協会)もその一つです。 
 東方地霊殿のラスボス等として登場する霊烏路空(れいうじ うつほ)は、外の世界では未だ幻想な「核融合」を扱うキャラですが、彼女の能力を原子炉工学的に考察したテキスト系同人誌です。 

 この本がおかしいのは、まずその構成で約100ページのうち、前半70ページが核分裂炉や核融合炉についての数式も交えた原子炉工学解説。後半30ページが原子炉工学に基づいた霊烏路空の能力等についての考察になります。 
 前半70ページの原子炉解説は数式とかもやたら多い本格的な原子炉工学についてのガチな解説で(著者によればそれでもかなり省略しているとのこと)、著者が自然科学になじみがない方には非常に理解が厳しい内容になってしまったとまで書いている本です。 
 正直、私もあんまり内容が理解出来てないです。 

 ただ、72ページからの「第3章:霊烏路空の能力考察」は圧巻で、それまで解説してきた原子炉工学に基づき、霊烏路空の本当の能力について考察していて、 

・霊烏路空の能力は本当に「核融合」なのか? 
 またスペルカード等の描写から推定できる彼女の能力は原子炉工学的には一体何なのか? 
・霊烏路空は「八咫烏」の力を守矢神社の二柱の神にインストールされたことにより、核融合の力を入手したとされているが、具体的にどのようなパワーアップがされたのか? 
・東方緋想天則で出てきた河童たちが運営する守矢神社の核融合研究施設は、実際には原子力についての何を研究しているのか? 
・守矢神社がお空の力を使い、実現を叫んでいる「核融合の力による幻想郷のエネルギー革命」の真の姿は? 

とかの内容を大真面目に語っていて面白いです。 
 決して、ツッコミを入れて否定するのではなく、建設的に物事の設定を考察しているのが素晴らしいです。 
  
 以前、東方オスプレイとかで実際の政治や兵器とかを当てはめて無理矢理な解説を行っていた私にとって、昔の血が騒ぐというか燃える構成です。 


 しかも、著者はこの本だけでは霊烏路空と原子力工学とかについては語り足りないらしく、お空の能力の「粒子加速の原理」とか「プラズマ発生に伴う磁場の形成方法」についても続刊で解析していくとか。 
 一体、どこまでの高みに登るつもりなのでしょう。


 この同人誌の個人的には評価は、「料理の素材は良いけど、調理方法がマズ過ぎ」 
 せっかく原子炉工学方面から面白い東方の考察を行っているのに、長すぎる技術解説で台無しになっています。 
 考察の30ページをメインにして、必要なところにその都度コラム的に技術的解説を入れるという構成にするだけで、随分と読み易くなるのに勿体無いです。 
 あと著者の人は技術的解説が書ききれないとかこぼしているけど、もっと必要最小限に絞るべき。 
 あと数式は全部無くすべきでしょう。見た限りネタ解説に絶対必要な数式はない感じがしましたし。、 
 まあ文章とか見る限り著者の方は非常に楽しんで、この同人誌を書いておられる感触がありますので、余計なお世話かもしれませんが。 

 そのため、普通の方がこの同人誌を読むのであれば、72ページからの第3章:霊烏路空の能力考察だけを読んで、技術的な補足としてそれより前のページを読むのが、理解しやすいかと。 

 ちなみに今後のシリーズとしては、 
「現代物理学で見る素粒子粒子」 
「生物繊維学で見る黒谷ヤマメ」 
「量子力学で見る儚月抄」 
「東方キャラの衣類に見る幻想郷の染色化学」 
とかを予定しているそうなので、私のようなタイプの人間には胸が熱くなるラインナップです。 


「東方茨歌仙」第3話感想 [東方]

キャラ☆メル Febri フェブリ Vol.03 2011年 01月号 [雑誌]

キャラ☆メル Febri フェブリ Vol.03 2011年 01月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2010/11/25
  • メディア: 雑誌

 この前買ったFebri Vol.3掲載の「東方茨歌仙 ~ Wild and Horned Hermit.」第3話の感想を。 
 当然、ネタばれありで。 

・早苗さん無双すぎた第2話と比べるとインパクトは弱いです。 
・二次創作で沢山ありすぎる「博麗神社は貧乏」「霊夢は金に強欲」を公式で肯定しているような感じ 
・魔理沙は地霊殿でコンビを組んでいたにとりだけじゃなくて、他の河童たちも集団で動員できるのですね。 
・魔理沙が河童たちに金を掘らせようとしてたということは、河童には鉱山技術あるということに。 
・霊夢が魔理沙が金を掘るのを、華仙が水銀やヒ素の有害物質を理由に止めさせますが、戦国時代頃から日本の金山や銀山では灰吹き法(アマルガム法)とかで水銀やヒ素が使われており、そこら辺の技術を河童が知らないとも思えないので、鉱山知識の無い霊夢と魔理沙を騙したと言っても良いかと。 

 正直、はっちゃけすぎていた第2話ほど面白くなかったですが、色々な設定補完という感じでしょうか。 

「とある科学の超電磁砲」OPと非常に似ている東方アレンジ [東方]

 「とある科学の超電磁砲」第一期OP「only my railgun」はアニソンの中でも、非常に有名な部類です。 
 オリコンで高順位になったり、公式PVでマギー審司が出てきたりで話題にもなりました。 

 で、東方アレンジでもそのパロディをやった曲があって、まずはSilver Forestが去年の冬コミに出した東方秘封魔術収録の「Holy my Reincarnation」 


 一応「蓬莱人形 ~ Dolls in Psuedo Paradise」収録のリーインカーネイションアレンジでその名残もありますが、全体的な構成や歌詞の調子が正に「only my railgun」。 
 「Holy my Reincarnation」はJOYSOUNDで歌えるので、カラオケでこの2曲を連続して入れると、かなり微妙な気分になれます。 

 あと、イオシスが今年の夏コミで出した東方恋苺娘+収録の「信撃リザレクション」は公式PVからして、 「とある科学の超電磁砲」OPアニメーションのパロディです。 



これは東方風神録の6面テーマ御柱の墓場 ~ Grave of Beingと6面ボス八坂神奈子のテーマ神さびた古戦場 ~ Suwa Foughten Fieldのアレンジということになっていて、実際に原曲のフレーズも入っていますが、どう聞いても「only my railgun」です。 


 あとは信撃リザレクション+Holy my Reincarnation+only my railgunという直球な動画もあって、こちらも違和感なさ過ぎです。 

 こんな感じで東方アレンジ曲では、東方アレンジという名のもとに他の曲をパロディにした曲が沢山あってそれが魅力の一つですが、「大丈夫か?これ?」というのも多いです。

「東方茨歌仙 ~ Wild and Horned Hermit.」第2話 [東方]

キャラ☆メル Febri フェブリ Vol.02 [雑誌]

キャラ☆メル Febri フェブリ Vol.02 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2010/09/25
  • メディア: 雑誌
 
 収録の「東方茨歌仙 ~ Wild and Horned Hermit.」第2話のテーマは常温核融合だったので、私みたいな人種には結構興味深かったり。 
 今回の話は、 

「守矢神社が旧地獄に持つ核融合炉はコストパフォーマンスが悪いなど色々と問題があり、その解決のために常温核融合を研究するので、早苗が霊夢に常温核融合に必要なパラジウム合金を神おろしで作れと依頼」 

という感じです。 

 一応、今回の話で判明したこととして、 

・守矢神社は核融合の力を与えたお空は懐柔しても、その他の旧都や地霊殿の妖怪たちと円滑な関係は築けていない 
・霊夢は神おろしで、どんな金属でも練成可能 
・守矢神社が核融合研究を進める建前は「外の世界から幻想郷エネルギー自立」 
・早苗さんは常温核融合陰謀説を信じている痛い人 
  
とか色々と。 
 他にも精査すれば色々と出てきそうです。 
  
 このシリーズの登場キャラ茨華仙(茨木華扇)については色々と謎が出てきて、彼女の正体そのものが、このシリーズのテーマなのかなあ、と。 

 しかし、この「東方茨歌仙 ~ Wild and Horned Hermit.」シリーズは完全に一見さんお断りのシリーズです。 
 今回の話だって最低でも東方地霊殿と東方非想天則のストーリーで「守矢神社は核融合の研究をしている」という前提知識が無いと、何がなにやらさっぱりですし。

3連休は「東方蒼神縁起」三昧 [東方]

 最近は休日出勤とかが続いていましたが、今回の3連休は19日に例大祭SPに行ったのを除き、東方蒼神縁起 ~ The Genius of Sappheirosを頑張っていました。 

 ぶっちゃけ、このゲームははちみつくまさんが開発した「はぢきせ2」です。 
 ゲームシステムのみならず、イベントシステムとかも同様です。 

 ただ、非常に癖のあるゲームでやっていてウザい面も大量にあったはぢきせの問題点がほとんど解決されて素晴らしい出来のゲームになっています。 
 ゲームにオリジナルキャラは出てきていてもそれなりに自然で、人を選びすぎるはちみつくまさんの特有のオリジナルキャラやシナリオ展開は出てきませんし。 
 ついでに言うなら、はちみつくまさん特有の初期ロットバグも少ないです。 

 あと、このゲームにはTwitter連動機能もあって、ボスを倒した時やラーニング成功したときに自動的にTwitterに書き込んでくれるのですが、私の環境ではそれが働いていない模様です。 
 いつボスを倒したのかメモ代わりになるかと思ったのに残念。 

  とりあえず非常に面白く欠点も少ないことは確かで、現時点でプレイ時間は約50時間ほどで、進行状況は全Stage21のStage15なので、ぼちぼち終盤。 
 ただ、はちみつくまさんのゲームらしく難易度は非常に高く、ボス戦やダンジョン攻略は攻略Wikiの情報頼りですが。 
 システム上、終盤に行けば行くほど時間がかかるゲームなので、最終的なプレイ時間が100時間超えそうですが頑張ります。  

陸上自衛隊東部方面隊のTシャツ [東方]

 陸上自衛隊東部方面隊のTシャツだそうです。 
 確かに「東方」で「東方」ですので間違ってません。

 この方は陸自第一機甲教育隊のTシャツも描かれてますね。 
 こちらは指揮官先頭という戦車隊のモットーに従って、紅魔館の長のレミリアで。 

 

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