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ライトノベルではなくレフトノベル [購入物全般]

 

約束の国 2 (星海社FICTIONS)

約束の国 2 (星海社FICTIONS)

  • 作者: カルロ・ゼン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


 旧ユーゴスラビアがモデルの共産主義国家が舞台で、作中描写も共産主義というか官僚主義的な描写が満載なので、ニコニコ大百科の記事では「ライトノベル」ではなく「レフトノベル」だと言われてる旧ユーゴスラビアの過去に転生して崩壊を防ごう!という転生モノの2巻。
 この小説が「レフトノベル」という表現には全面的に同感。
 本の区分けとしては「ライトノベル」でしょうが、他のライトノベルとは一線を画した特徴があることを一言で表してる上手い言葉です。
 ちなみに同じ作者の幼女戦記は重厚な戦場描写からライトノベルでなくヘビーノベルと呼ばれてます。

 2巻は史実のサラエボ冬季オリンピックがモデルと思われる国際体育大会での裏側で蠢く腐敗等が舞台で、腐敗しきった国を立て直すために、積極的に自ら有能な腐敗官僚として振る舞う主人公が素敵です。
 1巻に引き続き、第三者からはバカバカしく見える硬直的官僚組織を主人公が泳ぎ切っていく様も痛快かと。

 あと、旧ユーゴは楽園でも何でもなく官僚的で硬直して腐敗しきった国家だったというのも、まざまざと描かれてたり。
 ユーゴ内戦が悲惨な事になったので旧ユーゴが理想化されてる面がありますが、まともな国家だったら内戦があそこまで盛り上がらない訳で。

 しかし「Web小説からの書籍化」からの作家は、そのネット発からの代表作以外目立たない事がほとんどですが、カルロ・ゼンはネット発の幼女戦記より、次のオリジナルでの2作目の約束の国の方が話題になってる珍しい例です。
 Web小説からの作家は大部分が1作目だけで消えていきそうな感じしますが、この作者は生き残りそうな気がします。

 

倭城を歩く

倭城を歩く

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: サンライズ出版
  • 発売日: 2014/11/20
  • メディア: 単行本


 新刊出た直後なのにamazonで中古品が8,000円以上のプレミアがついていたのを、神保町の本屋でゲット。
 今現時点で、朝鮮侵略時に日本軍が築いた日本式の城な「倭城」についての、唯一まとまった資料です。

 


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