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「127時間」見てきた [映画]

 映画の127時間見てきました。 
 ネタバレ上等で語ります。 

 うん、この映画は素晴らしい映画ですよ。 
 見た人の大部分が高い評価をしているし、色んな賞を取りそうというのも実感できます。 
 私も見たのは、そこらへんの評価が良かったからですし。 
 ただ観た後の感想は「凄い映画だけど、絶対に他人には薦めない」 

  
 なんでかというスプラッタ描写というか痛い描写が多い映画なのですよ。  
 映画の宣伝する側も、そこらへんは分かっているようで「実話を元にした話」とかで持ち上げてますが。 
 この映画のウィキペディアでも「鑑賞中に気を失う人続出」と書かれているのは、まあそうだろうな、と思ってしまいます。 

 この映画は2003年に一人で登山していた人が、岩に右腕を挟まれてしまい、127時間動けなかったのが、最後には自分で腕を切り落として脱出した実話を元にしてます。 
 動けない中で幻想見たり、徐々におかしくなっていくのですが、一番アレなのが事実通りに自分の腕を切り落とす描写で最後の映画のクライマックスが、 

「全く切れないナイフで自分の腕を切り落として脱出」 

というのは、事実通りとは言えどうよ?と思ってしまったり。 
 しかもナイフの刃の部分が皮膚さえも切れないほどなまくらなので、唯一尖った切っ先で腕を刺しまくって、無理やり自分の腕を千切るという描写が、痛すぎて痛すぎてもう。 

 あまり私はスプラッタに強くないのもあるでしょうが、一応はハッピーエンドな筈なのにもうイヤだという気分に。 
 文字通り「凄い」映画であることは確かだと思いますが、もう見たくないです。 

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