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みずほ銀行でクビになったシステム担当役員 [ニュース]

 みずほ銀行のHPで、この前のシステム障害についての調査結果とかが出てました>システム障害に関するお知らせおよびお問い合わせ先

 特に「システム障害特別調査委員会の調査報告書について」のところにあるPDFはかなり読み応えがあって、システム開発とかの修羅場を体験した人間ならば何気ない文章であっても、どんな修羅場が繰り広げられているのか、想像できたりします。 
 システム障害とかに詳しい人の解説も読んでみたいです。 

 で、今回のシステム障害でみずほ銀行の頭取の他にIT・システムグループ担当常務の人も退任(つまりクビ)になるお知らせも中にあります。

 ただクビに追い込まれたIT・システムグループ担当常務の萩原 忠幸さんの肩書きを見ると、 

常務執行役員 
 IT・システムグループ担当 
 兼 事務グループ担当 
 兼 お客さまサービス部担当 

と兼任が多すぎて、これだけで「ダメだ、これは」と思ってしまったり。 

 しかも、このクビになる萩原常務が、これだけの役職を兼務していたことが書いている資料はみずほ銀行HPでは探すことが出来ず、その上のみずほファイナンシャルグループのHPのみずほフィナンシャルグループの役員異動のお知らせの4ページにしか、本当にやっていた役職が書かれていなかったり。
 普通の人はみずほ銀行のHPの報告しか見ませんから、この萩原さんがIT・システムグループ専任の重役と思ってしまうでしょうが、実際はそんなことは全く無い訳で。 
 というか、この兼任の役職からしてIT関連だけに専念することは絶対に無理でしょう。 
 みずほ銀行HPの資料には、萩原常務のこの兼務状況を書いてないということは、みずほ銀行側も隠したいんでしょうね。 
  
 もちろん、こんな大規模障害が起こってしまった時にIT・システムグループ担当常務だった以上、クビになるのは当然ですけど、こんな兼任状況じゃ可哀想としか思えません。 

 みずほ銀行には百人前後の役員がいると言う話を聞いたことがありますが、そんな人数が居てシステム専任の重役も配置してなかったのでしょうか?
 中小企業ならシステム担当が兼任でも仕方ないですが、超大企業でしかも過去にも大トラブルを起こした経緯がある以上、複数居てもいいぐらいなのに。

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