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今日の購入本(2010.2.22) [購入本]

ん―日本語最後の謎に挑む (新潮新書)

ん―日本語最後の謎に挑む (新潮新書)

  • 作者: 山口 謠司
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/02/20
  • メディア: 新書
 この本は日本語に外国にも例がない「ん」が何故存在するのか、日本語の書き方や発音の歴史とともに解説いている本で非常に面白いです。
 日本語の成り立ちの歴史本でもあります。

 しかし、この本で知ったのですが古代の遣隋使や遣唐使の頃の日本では、中国語を扱う時に現在のように漢字を日本語で読むのではなく、当時の中国の発音のまま読んでいたのですね。 
 なので当時の日本の知識階級が漢文を読むときには、中国語そのままで読んでいたということに。 
 考えてみれば当たり前の話で、日本語に漢字の読み方とか平仮名とかがまだ無い状態では原語のまま発音するしか無いわけで。 
 更に当時中国に渡って仏教を勉強した空海とかの留学僧は現地の中国語の他に仏教原典のサンスクリット語もきちんと使いこなしていた訳で、当時の環境で良く習得できたなと思います。 


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