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今日の購入本(2009.9.15) [購入本]

ドイツ国防軍の対戦車砲―1939-1945 開発/運用/組織編制とソ連戦車に対する射撃効果 (独ソ戦車戦シリーズ 13)

ドイツ国防軍の対戦車砲―1939-1945 開発/運用/組織編制とソ連戦車に対する射撃効果 (独ソ戦車戦シリーズ 13)

  • 作者: マクシム・コロミーエツ
  • 出版社/メーカー: 大日本絵画
  • 発売日: 2009/09
  • メディア: 単行本
 ロシア人の執筆者によるナチスドイツが使用した牽引式対戦車砲についての本です。 
 ドイツ開発のだけではなくドイツが捕獲して使用した各国の対戦車砲についても紹介されてます。 
 ドイツ軍の対戦車部隊の編成とかも掲載されていて、ドイツ軍歩兵師団は「波」ごとに何門の対戦車砲を装備しているとか書かれてます。 
 牽引対戦車砲を装備した独立戦車猟兵大隊、陸軍直轄重戦車猟兵大隊、軍直轄戦車猟兵大隊合わせて59個大隊の簡単な戦歴や装備も載ってます。 

 しかし、ドイツ軍の牽引式対戦車砲の中隊って基本的に12門も対戦車砲を装備しているのですね。
 普通は砲兵の中隊って4門or6門が定数なのに。 
 そんなわけで対戦車中隊が配備されている普通の歩兵連隊は12門の対戦車砲を持っています。 

 日本軍の場合、歩兵連隊に速射砲隊(37ミリ速射砲4門)が編成されていれば優良装備な部類で、速射砲隊に47ミリが装備されていれば最優秀装備。 
 あんまり居ない独立速射砲大隊だって47ミリ4門の中隊3個で12門装備なのに。 

 あと、前書きで著者がこの本を書くきっかけになったと書いている前著の「赤軍の対戦車砲」の日本語訳も読んでみたいです。 


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コメント 1

$5

>日本軍の場合、歩兵連隊に速射砲隊(37ミリ速射砲4門)が編成されていれば優良装備な部類

太平洋戦争後半の米軍だと、連隊や大隊どころか標準的な歩兵中隊にすらその手の歩兵砲や対戦車砲が当たり前の様に編入されていそうでイヤになりますなぁ。

特に大戦初期の米軍対戦車砲だった37ミリ対戦車砲は、ヨーロッパ方面では威力不足のため早々により大口径の砲に置き換えられたものの、まともな戦車を持たない太平洋戦線の日本軍相手には充分だったので、軽量で取り回しの容易な37ミリ砲は手頃な歩兵の直協火力として大量に配備されたと聞きますし。
by $5 (2009-09-16 16:48) 

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