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なのはStrikerS第21話感想(ネタバレ) [リリカルなのは]

 遅れましたが、なのはStrikerS第21話「決戦」のネタバレ感想。
 いつもどおり私の妄想も含めた感想です。

・ユーノとアルフが紹介字幕付きで登場。
 第1期&第2期では主要登場人物だったのにw
 アルフなんか、StrikerSでは今回が声つき初登場ですか。
 あと、情報を前線と艦隊に全て送信とかクロノが言ってましたから、情報共有の概念は流石に早いですね。
 もはや地上本部には回していないのがアレですがw

・はやてが地上本部の航空魔道師部隊に、
「隊列乱したらあかんよ」
とか命令しているのを見て、小銃兵の集団が幾ら撃たれて周りが倒れても、組んだ戦列を崩さずに突撃していたナポレオン戦争時代と同じ感じなのかと、思ってしまいましたw

・ヘリで高機動を行いつつ、敵制空権下に突入というのも燃えました。
 フォワード陣がやっているのは「攻撃をかけてくる敵戦力への機動迎撃」ですか。

・「市民の安全と財産を守るのがお仕事の管理局員」
 こういうのが管理局の建前になっているということは、この世界はきちんとした資本主義社会なんですね。

・ギンガが両腕組んで立っているのを見て、「トップをねらえ」のバスターマシンかと思いましたw 
 どっちかと言うとトップをねらえ!2で

・ティアナ VS No.9ノーヴェ&No.11ウェンディ&No.12ディード
 えーと、機動6課戦闘要員で一番平凡な人と、ナンバーズの中でも目立たないメンツの対決?
 しかし、最初はスバルのライバル扱いかと思われたノーヴェが非常に小物な感じに転落してますねえw
 地上本部襲撃部隊の市街地方面隊指揮官格なNo.8オットーが限られた戦力のうちで、戦闘機人3人もティアナに投入したのは、
「弱そうな戦力を、こちらの投入可能な戦力全力で速攻で叩く」
という鉄則に則ってますが、最初は機動予備戦力だったディードまでティアナ戦に投入してしまうのはどうかと。
 他の戦闘で何か起こっても対処できなくなりますし。

・しかし地上の中央本部を制圧するのに、スカリエッティ一味は侵攻経路は違えど、

 No.2ドゥーエ、No.8オットー、No.9ノーヴェ、No.11ウェンディ、No.12ディード、ギンガ、ゼスト&アギト、ルーテシア&ガリュー

という手持ち機動戦力の大部分を投入してますが、部隊の指揮系統を地上中央本部ではなく、はやての機動6課が握ってしまった以上、彼らは戦略上遊兵と化してしまったような気も。
 「地上の中央本部が未だに指揮系統を把握している、もしくは把握しようと努力している」ならば非常に正しい戦略ではあるのですが。
 スカリエッティ一味が地上中央本部を押さえる理由は、「ゆりかご浮上前に司令部を制圧して不確定要素を潰す」というものですが、機動6課が指揮権掌握してしまっている以上、地上中央本部を潰したところで大した影響は出ないでしょう。

 現時点で管理局の空を飛べる戦力のほとんどは、はやて指揮の下「ゆりかご」攻撃を行い(しかも、周辺地区から続々と集結中)、地上戦力の精鋭はフェイト指揮の下にスカリエッティ本拠地攻撃に向かっているわけで。
 地上中央本部への防衛線を張っている部隊なんて、道路に封鎖線引いている程度だけっぽいので、かなり少数かと思われます。
 リイン、シグナム、フォワード陣は地上本部侵攻部隊を撃破しなくても拘束できただけで、充分に成功かと。
 その他のスカリエッティ一味の戦力配分は、

本拠地防衛部隊
 No.1ウーノ、No.3トーレ、No.6セイン、No.7セッテ、(No.5チンク 修理中?)
「聖王のゆりかご」駐留部隊
 No.4クアットロ、No.10ディエチ

と分散している状況でもありますから。

・リインとシグナムがユニゾン。
 ヴィータとリインのユニゾンよりはインパクト少なかったです。

・ヴィータが非常に大変なことに。
 これまでの色々な死にフラグが爆発しているという感じではあります。

 次回も引き続き燃える展開にはなりそうです。


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Flan

始めましてMURAJIさん、いつも楽しく拝見させていただいています。
今回、MURJIさんがスカリエッティ一味の地上本部襲撃に疑義を呈しておられたのでその意義(彼らにとっての)を少し考えてみました。

前回の感想のコメントで月読さんも仰っていましたが敵戦力の分断と拘置、これと
それに加えて動ける敵戦力のあぶり出しではないかと。
どれほど戦力再編が為されたか確認し、其れがゆりかごへの脅威となるなら、首都侵攻を楯にとって足止めする、ということです。
無論、再編されていなければさっさと地上本部(あるいは余裕があればクラナガン政庁へも?)へ侵攻、制圧して降伏させてしまうのも選択肢の一つだったでしょう。
それに敵(管理局)が戦略上防衛を放棄できない首都へ侵攻して見せることで、戦力をゆりかごへ集中されることをふせげます。
たしかに、アースラという移動司令部を確保したはやてによって予想以上に早い戦力再編成が為されましたが
所詮、ゆりかごが浮上するまでの3時間弱の間、ゆりかごへ向かう戦力が少しでも減ればいい、程度だったのではないでしょうか。
軌道ポイントへ浮上してしまえばミッド全域が人質となり、もはや誰にも手を出せなくなってしまいますし。
実際、キャロのヴォルテールによる大威力対空攻撃が無い分、ゆりかご防衛が楽になっている気がします。
市街地へのガジェットばら撒きも恐らくその一環でしょう。
>「市民の安全と財産を守るのがお仕事の管理局員」
という体制側の弱点を突いたプランであるといえます。
少なくとも、これらを放置することは管理局側は政治的にできません。
その中で地上本部を狙う理由は
一つには協力者であるゼストの目標であるレジアス中将がまだ地上本部にいるので、彼の目的達成を少しは手伝うそぶりを見せておかないと友軍としてはまずいこと、
もう一つは、そのレジアス中将を人質に取る/or脅迫することで、地上本部系人員を戦闘から離脱させることが見込める。(地上本部を占拠するなりなんなりして、ソコから命令して地上本部系人員に六課への協力を中止させることができればかなりはやてたちは戦力的に苦しくなります。地上本部はほぼレジアス派といえるので少なくとも躊躇はするでしょう)
コレにより、ミッドの何処かの地上に存在するラボへの増援を妨げることができる。
更に、地上本部は陸上戦力の最高司令部でもあるので各種情報が蓄積されていたり、司令部機能が充実していたりすると思われるので無傷で手に入れることが出来れば以後の地上戦がかなり優位に進められます。
(21話で意外な指揮官振りを発揮したオットーがいてこそ、ですが)
対ティアナ戦については、指揮官から叩くのは定石だよなぁ、としか思っていませんでした。
あと、スバルにギン姉しか回していないのは振動破砕が怖いので、破壊されても惜しくない上に、スバルが戦い難い相手をあてがうことでティアナ撃破までの時間を稼ぎ、疲弊させるつもりだったのでしょう。
だからこそ、六課の陸上部隊がコレで全部だということはわかっているので
速攻でティアナを潰すためにディードまで投入したのではないでしょうか。
これ以上ナンバーズの手を煩わすような相手が出てこない、と見切っているのでしょう。
そのために、アインへリアルと、その守備隊を予め撃破しておいたと思われます。

あと、21話一番の殊勲者はルーお嬢様かとw
姿を見せるだけで、あっさりとライトニング分隊(というかエリオ君?)を誘出し、ティアナの作戦計画を崩壊させ、以後の分断、各個撃破を容易にしています
それともルールーの色気に引っかかったエリオ君が悪いのか?www

以上長々と乱文失礼いたしました。
by Flan (2007-08-27 22:16) 

Avz

地上本部襲撃部隊についてですが、どうも目標が不明確です。

・ゆりかご浮上前の不確定要素の排除

と言っていますが、そのわりには、フォワード陣と
いまだ戦闘を続けています。
本来なら一人1体をあいてにして残り3体が前進を続けられる状況
なのにです。

しかし、20話から見てみると、現在スカリエッティにとっての最大の
不確定要素は、レジアスから戦闘機人の件について真相を聞いた
(つまり、スカが評議会・レジアスと結託している事実を知った)
ゼストの動向と思われます。

そう仮定するとドーウェが増援として派遣されるのも、
ゼストの暗殺作戦の一部である可能性があります



一方今回の件で、6課側から見た場合

一見、ナンバーズ地上本部襲撃部隊によって、
戦力を引き釣り出された形ですが、
そのうち3名がナンバーズにとっての捕獲対象で
破壊できない以上、撃破に時間がかかると思われること、
万が一、ティアナが集中攻撃されて死亡した場合、
残りメンバーがブチ切れて、ナンバーズに対して大被害を与える可能性が
あることを考えると悪い取引とはいえない可能性があります。

でも、もし、ティアナ死亡後の展開お考えているとしたら
黒すぎですはやて隊長。
by Avz (2007-08-27 22:35) 

月読

まず最初にお詫びを。
スカリエッティの本拠地、てっきり「聖王のゆりかご」内部だと思っていたんですが、地上にあったんですね(汗)

で、上記で論争となっている地上本部攻略部隊の意義についてですが、現状においては、スカリエッティ側の目論見が外されてきているのではないかと。

地上本部攻略部隊の目的としては、21話でオットーが述べているように、「地上本部を攻略することにより、ゆりかご浮上前の不確定要素の排除」にあったわけで、20話のドゥーエの評議会暗殺も、その文脈から行われていたと見るべきでしょう。(あくまで現時点の情報においてはですが)

ただ、MURAJI様もご指摘されている通り、「地上の中央本部が未だに指揮系統を把握している、もしくは把握しようと努力している」という前提条件が満たされていないと、「地上本部制圧」という彼女達の戦略目的の影響度は格段に低いものとなってしまいます。

何故なら、上記前提条件が満たされていた場合、先のアインヘリアル襲撃事件で大混乱しているであろう地上本部司令部に更なる混乱を誘発するのは確実ですし、当然、壊滅した部隊の再編成も事実上不可能。
更に、ナンバーズの侵攻に対し、地上本部の周辺部隊に迎撃を命ずるでしょうが、それも司令部の混乱から、恐らく場当たり的な迎撃にしかできず、結果戦力の逐次投入により各個撃破→混乱、という悪夢のループになり、地上部隊のほぼ全部隊が遊兵化。地上に潜伏するスカリエッティの安全度も高まるし、ゆりかご迎撃に現れるであろう機動六課戦力に対しても、管理局の建前上、戦力の幾割かを地上本部攻略部隊の迎撃に繰り出さざるを得ないため、結果的にゆりかごに対する安全性が高まることにも繋がります。(前回、ウーノがオットー達四人を繰り出した理由を、ルーテシア達への総予備戦力並びに軍監的役割のように記載しておりましたが、この視点から考えれば、地上本部(並びに迎撃してくる機動六課の派遣戦力)への短期制圧。そして返す刀で、大量のガジェットにより消耗している機動六課残存戦力への止めの一撃的な役割を期待されていたのかもしれません。まあ、ウーノにしてみれば、トーレとセッテ組の方が確実に作戦を達成できると思っているでしょうが、スカリエッティがいかなる理由かは知りませんが、地上にとどまったままですので、これが次善の策でしょう)

もっとも、機動六課が全戦力の指揮系統を(事実上)掌握するという荒業に出たために、スカリエッティ側の目論みは思いっきり外されることになったわけで、今現在彼女達に採れる手段としては、迎撃に出向いた機動六課戦力を速攻で潰し、地上本部ではなく、ミッド市街地に対して徹底的なゲリラ戦を行い、ゆりかご並びにスカリエッティ本拠地に出撃している部隊を、可能な限りミッド市街地に引き戻させるか、あるいは総指揮をとっているはやてを全戦力で沈め、短時間でもいいから指揮系統の空白を産み出すしか
ないかと(可能性としては後者が高いか)

それにしても、今回の作戦の要となるゆりかごの守備が、ディエチとクアットロ、あとは魔王をラッキーヒットで沈めたガジェット群。
まあよほどの自信があるのか、あるいは戦力不足でこうせざるをえなかったのか分からないでしょうけど、ウーノにしてみれば、ただでさえ少ない戦力を分散させないといけなかったわけで、胃が痛い状況には変わらないのではないかと
by 月読 (2007-08-28 22:57) 

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