今日の購入本(2007.8.24) [購入本]
- 作者: 飯田 泰之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/07/27
- メディア: 単行本
bewaadさんのところの飯田泰之「歴史が教えるマネーの理論」で紹介されていたのでゲットしました。
歴史と経済学を関連づけて解説されていて非常に面白い本ですが、この本を楽しむために、それなりの歴史の知識が必要なのが難点かもしれません。
あと私は、経済学についての知識がそれほど無いので判らない単語はネットで調べつつ読んでいたり。
ただ、かなり平易に書かれて読みやすい本ではあります。
判らない単語をそのまま無視して読み進めるだけでも、充分に面白く感じられるかと。
こういう専門書に限らず本を読んでいるときには、
「判らない単語は無視して読み流しても、全く問題なしに面白く読める」
「判らない単語を無視していると、途中で意味が通らなくなって読んでて面白くなくなる」
の2つのどれかに属しますが、この本は充分上のに当てはまるかとは思います。
しかし、「経済を知っているつもりでも歴史を知らない」という人は沢山いる訳ですが、そういう人たちには、この本がどういう評判なのか知りたいところではあります。
経済知らなくても「歴史好きな人」には、お薦めしやすい本ではあるのですけど。
2007-08-24 23:50
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コメント(2)
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拙文を参考にしていただきありがとうございました。
私も、エントリでもそういう思いで書いていましたが、これは経済に興味がある人よりも、歴史に興味がある人に「受ける」本だと思います。
by bewaad (2007-08-27 23:02)
bewaadさん>
いえいえ、こちらこそ楽しく読ませていただいております。
溜池通信かどこかで昔、
「パワーバランスが判る人はバランスシートが判らず、バランスシートが判る人はバランスシートが判らない」
という意味のことが書かれていて、私の経験上でもそれはかなり正しいと思いますので、「歴史(軍事)」と「経済(会計)」の専門家というのは、かなり乖離しているような気がします。
by MURAJI (2007-08-29 23:39)